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Illustratorを使ったノイズグラデーションの作り方
はじめに
最近、レトロ感やビンテージ感のあるデザインを多く見かけますね。その一つに粒状やノイズ感のあるイラストやロゴを使っているものもあります。有名なイラストレーターだと、小林ランさんなどが挙げられます。
そこで今回は、Illustratorを使ってノイズ感の作り方の基本操作と、ノイズグラデーションを使った例をご紹介します!
基本の操作
1. 対象を選択し、[アピアランスパネル]で塗り(以降塗り2と表記)をグラデーションで追加する。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112342680/picture_pc_cf005c144183c4835166e8917680fea6.gif?width=800)
2.グラデーションの片方を任意の色に、もう片方の色を透明度0%に設定し、グラデーションを90度回転させる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112342920/picture_pc_356c670a603a53539340eb077d6b7c0f.gif?width=800)
3. 塗り2を[効果]→[テクスチャ]→[粒状]でテクスチャを付ける。(粒子を粗めにしたい場合は粒子の種類を拡大に設定)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112343793/picture_pc_0132538f13bca52c0a6326893bb908c8.gif?width=800)
4. 塗り2の透明度を「乗算」にする。他のコンテンツでも使う場合は[グラフィックスタイルパネル]に追加すると簡単に使いまわせる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112344354/picture_pc_e57a30358cd289cf118054a8512ec31a.gif?width=800)
5.完成!
![](https://assets.st-note.com/img/1690989631764-vJ5T3GHXcB.png?width=800)
応用編
アイソメトリック+ノイズ
![](https://assets.st-note.com/img/1690983207449-mccmcPJcBY.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690983293391-gf4Xbjqo6Y.png?width=800)
建物の硬質感を出すため、部分的にノイズグラデーションを使ってみました。
シンプルなグラデーションより、若干柔らかいかなと思います。
まとめ
簡単に追加できる効果のひとつでしたが、完全にビンテージ風以外に活用するには工夫が必要だと感じました。
今回は基本的なノイズの作り方を紹介させていただきました。少しでも参考になれば幸いです。
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