「適応障害」「うつ病」の厚生労働省が監修のガイドラインと、私の経験と考察

皆さん、こんにちは!

メンタルヘルスナビゲーターのK・HAMANOです!(^^♪

今日は、「適応障害」と「うつ病」についての違いを、引用文献を参考に、私自身の体験を含めて書いてみようと思います。

また、考察として、これからのメンタルヘルスの在り方に言及したいと思います。

まずは、「適応障害」と「うつ病」の症状の違いについて下記を引用しました。

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(引用文献:厚生労働省 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス 総合サイト)

適応障害のサイン・症状

適応障害にはどんな症状があるのでしょうか?こちらもICD-10の診断ガイドラインを見ますと、抑うつ気分、不安、怒り、焦りや緊張などの情緒面の症状があります。置かれている状況で、何かを計画したり続けることができないと感じることもあるでしょう。また行動面では、行きすぎた飲酒や暴食、無断欠席、無謀な運転やけんかなどの攻撃的な行動がみられることもあります。子どもの場合は、指しゃぶりや赤ちゃん言葉などのいわゆる「赤ちゃん返り」がみられることもあります。不安が強く緊張が高まると、体の症状としてどきどきしたり、汗をかいたり、めまいなどの症状がみられることもあります。
適応障害ではストレス因から離れると症状が改善することが多くみられます。たとえば仕事上の問題がストレス因となっている場合、勤務する日は憂うつで不安も強く、緊張して手が震えたり、めまいがしたり、汗をかいたりするかもしれませんが、休みの日には憂うつ気分も少し楽になったり、趣味を楽しむことができる場合もあります。

しかし、うつ病となるとそうはいかないことがあります。環境が変わっても気分は晴れず、持続的に憂うつ気分は続き、何も楽しめなくなります。これが適応障害とうつ病の違いです。持続的な憂うつ気分、興味・関心の喪失や食欲が低下したり、不眠などが2週間以上続く場合は、うつ病と診断される可能性が高いでしょう。

適応障害の治療について


適応障害の治療はどんなことをするのでしょうか? まず、治療のひとつは「ストレス因の除去」になります。またストレスをストレスと感じる人とそうでない人もいるように、ストレス耐性は人それぞれ異なります。治療はここにアプローチすることになります。つまり、「ストレス因に対しての本人の適応力を高める」方法です。さらに「情緒面や行動面での症状に対してアプローチ」することもあります。
では実際にはどんなことをするのでしょうか?

ストレス因の除去
ストレス因の除去とは、環境調整することです。たとえば暴力をふるう恋人から離れるために、ほかの人に助けを求めるなどがこれにあたるでしょう。ストレス因が取り除ける、あるいは回避できるものであればいいのですが、家族のように動かせないもの、離れるのが難しいものもあります。こうなるとストレス因の除去だけではうまくいきませんので、次のステップも必要となります。

本人の適応力を高める
ストレス因に対して本人はどのように受け止めているかを考えていくと、その人の受け止め方にパターンがあることが多くみられます。このパターンに対してアプローチしていくのが認知行動療法と呼ばれるカウンセリング方法です。また現在抱えている問題と症状自体に焦点を当てて協同的に解決方法を見出していく問題解決療法もあります。この認知行動療法も問題解決療法も、治療者と治療を受ける人が協同して行っていくものですが、基本的には治療を受ける人自身が主体的に取り組むことが大切です。

情緒面や行動面への介入
情緒面や行動面での症状に対しては、薬物療法という方法もあります。
不安や不眠などに対してはベンゾジアゼピン系の薬、うつ状態に対して抗うつ薬を使うこともあります。ただし適応障害の薬物療法は「症状に対して薬を使う」という対症療法になります。根本的な治療ではありません。つまり適応障害の治療は薬物療法だけではうまくいかないことが多いため、環境調整やカウンセリングが重要になっています。

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次に、「うつ病」についての症状を見ていきましょう。

「うつ病」とは

うつ病は増えている?
日本では、100人に3~7人という割合でこれまでにうつ病を経験した人がいるという調査結果があります。さらに、厚生労働省が3年ごとに行っている患者調査では、うつ病を含む気分障害の患者さんが近年急速に増えていることが指摘されています。
「うつ病が増えている」の背景には、

うつ病についての認識が広がって受診する機会が増えている
社会・経済的など環境の影響で抑うつ状態になる人が増えている
うつ病の診断基準の解釈が広がっている
など、様々な理由が考えられます。

「うつ病」にはいろいろある
「憂うつな気分」や「気持ちが重い」といった抑うつ状態がほぼ一日中あってそれが長い期間続く、というのはうつ病の代表的な症状です。
こうした症状が見られた場合、うつ病と診断されることが多いのですが、本当は、これだけで診断がついたことにはなりません。
大うつ病と呼ばれるタイプのうつ病には一定の診断基準があり、参考になります。他に性格や環境、あるいはほかの病気やこれまで服用していた薬が関係していることもあります。

また、これまでに躁状態や軽躁状態を経験したことがある場合はうつ病でなく双極性障害(躁うつ病)であると考えられますのでそういう経験がなかったかの確認も必要です。
統合失調症などほかの精神疾患が背景にあって、抑うつ状態はその症状のひとつであった、という場合もあります。このような症状を万が一うつ病と診断されたら、本当の疾患が見逃されせっかくの早期発見・早期治療のチャンスをのがしてしまうことになってしまいます。
正しいうつ病の診断は、うつ病のどのタイプなのか、ほかの精神疾患である可能性はないか、などを確認することまで含まれるのです。

治療法にもいろいろある
うつ病の治療法は、一人ひとり違います。
典型的なうつ病ならば薬物療法の効果が期待できます。性格や環境の影響が強い場合は精神療法的アプローチや時には環境の整備が必要になります。ほかの病気や薬が原因の場合は病気の治療や薬を変えることを考えなくてはなりません。休職についても、休養が必要な場合とむしろ仕事を続けた方がいい場合もあってこの点でも方針はひとつではありません。
うつ病とひとくくりに考えて治療をうけるのではなく、うつ病にはいろいろあって、治療法もひとつではないことを知っておくことが大切です。自分のうつ病と、ほかの人のうつ病は違うものであり、治療法も一人ひとり違っていて当たり前なのです

うつ病のサイン・症状
それは、どのくらい続いていますか?

うつ病と診断するめやすとして、次のような症状のうちいくつかが2週間以上ずっと続く、というものがあります。ひとつひとつの症状は誰もが感じるような気分ですが、それが一日中ほぼ絶え間なく感じられ、長い期間続くようであれば、もしかしたらうつ病のサインかもしれません。

抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)
何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
疲れているのに眠れない、一日中ねむい、いつもよりかなり早く目覚める
イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
思考力が落ちる
死にたくなる

周りからみてわかるサインもあります
うつ病では、自分が感じる気分の変化だけでなく、周囲からみてわかる変化もあります。周りの人が「いつもと違う」こんな変化に気づいたら、もしかしたら本人はうつ状態で苦しんでいるのかもしれません。

表情が暗い
涙もろくなった
反応が遅い
落ち着かない
飲酒量が増える
体に出るサインもあります
抑うつ状態に気づく前に、体に変化が現れることもあります。

食欲がない
体がだるい
疲れやすい
性欲がない
頭痛や肩こり
動悸
胃の不快感
便秘がち
めまい
口が渇く
これはあくまでも目安です。
おかしいかな?あてはまるかな?と思ったらまずは専門家に相談しましょう。専門家のいるところは総合病院の精神科や心療内科、もしくは精神科専門のクリニックなどですが、どこに行けばいいかわからない時は自分のことをよく知っているかかりつけの医師に相談したり、地元の保健所や精神保健福祉センターの相談窓口を利用するなどしましょう。
インターネットや本などで一方的な情報を集めて自己診断することは正しい診療をうける機会を遅らせるだけでお勧めできない方法です。
最近使われているうつ病の診断基準はとてもわかりやすく、うつ病かどうかの診断は簡単にやろうと思えばできるようにみえます。しかし、本当にうつ病なのか、うつ病のどのタイプなのか、などの正確な診断は専門医がきちんと判断しないとなかなかわかりにくいのです。

うつ病の治療法
多彩な治療法

うつ状態をおこす原因がはっきりしているときは、その原因を取り除くことが検討されます。

たとえば体の病気が原因である場合はその治療を行い、薬の影響が考えられる場合は可能であれば薬の中止、それができない場合は別の薬への変更がはかられます。性格的にストレスなどの影響を受けやすい人は精神療法的なアプローチが効果的です。こうしたうつ病でも、うつ状態が重症であれば抗うつ薬による治療も平行して行われます。
うつ病と判断された場合には一般に抗うつ薬による治療が行なわれます。ただし、典型的なうつ病でも軽症の場合は薬の効果がそれほど期待できないこともあるので、薬物療法が絶対であるというわけではありません。自分には本当に薬が必要かどうかを主治医に確認しながら治療を受けるようにしましょう。

薬もいろいろある
抗うつ薬といわれるものだけでもSSRI(選択的セロトニン再取込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)といったものから三環系抗うつ薬などいくつかのグループがあり、抗うつ薬の他にも、症状に合わせて抗不安薬や睡眠導入剤なども使われます。また、躁状態や軽躁状態を経験したことがある人の場合はうつ病でなく躁うつ病(双極性障害)と診断され、気分安定薬が使われます。どの薬が効くかは治療を受ける人一人ひとりで異なり、また同じ人でも病気がどの段階かによって違ってきます。

薬の飲み方
薬物治療では、まず主治医に処方された薬の効果と副作用についてきちんと説明してもらいます。また、処方された量と回数をきちんと守ることが大切です。症状がそれほど重くないと感じる、副作用が心配、などの理由から自分で量や回数を勝手に減らすと、主治医は十分な効果が得られないと判断して薬の量を増す、もしくは別の薬に変えるなどの対応を考えることになってしまいます。
副作用など気になることがあれば、一人で判断しないで主治医に相談して解決方法を考えましょう。こうした主治医への働きかけは信頼関係をはぐくむことにもつながります。

治療の不安や疑問は主治医に相談しましょう
治療を進めるうえで不安や悩みを持ったら、主治医に相談しましょう。何でも相談できる関係を主治医ともつことはうつ病治療の第一歩です。


主治医が治療上の不安や疑問にこたえてくれない、話をするのが面倒な様子をみせる、というような場合は、ほかの専門家の意見を聞くことも考えます。これをセカンドオピニオンといいます。複数の専門家の意見を聞くことが納得のいく医療を受ける手だてになることもあるのです。

(そもそも、そういう驕った医師が存在している実情があること自体、問題なのですが)

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いかがでしたでしょうか。

以上が、厚生労働省のガイドラインに記載されている「適応障害」と「うつ病」の違いと、治療法などについて記されています。

さて、私自身の経験と考察について書かせていただきますと、私は幼少時から酒乱で暴力を振るう父親に対して恐怖感を抱いており、それが根源の理由となって「心的外傷後ストレス障害」に罹り、その為、「自閉症スペクトラム障害」になって、対人関係がうまくいかなくなり、学生時代は小中学生の頃は「いじめ」の対象となっていました。

その為、精神的に更に悪循環を繰り返し、登校拒否を繰り返すようになり、学業成績も低いものでした。それでも何とか高校に進学でき、高校を卒業して最初に就いた職場で、様々な要因が重なってストレス過多により、不安や不眠、食欲不振、全身倦怠感、手の震え、多汗症、意欲減退などの症状が現れ、神経科に受診しました。

その時、つけられた病名は「自律神経失調症」と診断を受け、2週間分の処方薬をもらい、薬物療法だけで仕事には行ってました。しかし、症状が思うように改善されないので、再診の際に、医師に相談したら、「うつ病」と診断名が変わりました。

そして、休職のための診断書をいただき、処方薬の内容も、ソラナックス、アナフラニール、セルシン、デパス、リーゼなどの抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬に変更され、臨床心理士によるカウンセリングを受けることになりました。

週に一度、臨床心理士のカウンセリングを受けましたが、その対応が説教じみたことを言われたり、「若いうちの苦労は買ってでもしろ」といったような言葉を言われ、逆に不愉快になりストレスに感じたので、カウンセリングは自ら中止をしました。

それからは薬物療法がメインとなり、職場の寮に引きこもり、最初は用法用量を守って服用していたのですが、どうも症状の苦痛が緩和した気がしないので、自分勝手な判断で服薬量を増し、禁忌とされていた酒と一緒に服用するなどの行為に出てしまいました。

そうなると、薬の作用が増幅し、興奮や苛立ち、恍惚感などの症状が現れ始め、薬物に対する依存度が高くなっていきました。

正当な服薬治療をしなかったのと、症状の改善が見込まれないことと、復職する意欲が出ないため、その職場を退職することになりました。

これは、私が21歳の時です。

それから実家に戻り、環境が変わってからは精神症状は次第に改善されていきました。

症状が改善してからは精神科への受診をすることもなく、新しい職場に勤めだすことができました。

今思えば、前職の当時では「うつ病」でも比較的軽度な種類の「うつ病」で、職場環境が変わったことで改善したので、起因は幼少時からの「自閉症スペクトラム障害」による「適応障害」ではなかったのかと思います。

新しい職場について、その後、彼女ができ、職場の人間関係も良好だったので、精神的には充実していました。

その彼女と4年間付き合い、結婚を控えていたのですが、彼女の継母が彼女に日常的に暴力を振るっていたのが分かり、ある日、彼女が顔に痣を腫らかしていたので、結婚間近の彼女に、いくら継母と言えども許すことができす、私は彼女の自宅に行き、継母に事の経緯を問いただすと、継母は奇声を挙げ、私にビンタをし、周りの物を投げつけてきたので、彼女の実父が仲裁に入って、私は実父の了承を得て、しばらく彼女を私の家で匿うことにしました。

彼女の言う話だと、ああいうヒステリーな継母に恐怖心を抱いていて、これまで私とつきあっていたことは内緒にしていたらしく、私からプロポーズした後に、勇気を出して彼女が継母に結婚の話をしたところ猛反対をされ、殴る蹴るの暴力を受けたとのことだったのです。

実父には結婚のことを許していただいてたそうですが、そのことを実父から継母に話すことができずにいて、継母からしてみれば「私を除け者にして勝手に話を進めていることに激怒した」らしく、しばらく私の家で一緒に暮らすようになっていましたが、その後、彼女の職場に継母が押しかけ、無理やり彼女を自宅に引き戻されたそうです。これは、その後、彼女の実父から聞いた話です。

そして、それからは彼女が自宅に軟禁され、会うことができなくなり、継母が、私の家の近所に、ありもしない噂を垂れ流して、嫌がらせをし始め、どこでどう調べたか、私の妹弟や親せきに嫌がらせの電話をし始め、業を煮やした私の両親が、この結婚に反対してしまい、彼女の実父が私の自宅に来て謝罪を受けましたが、継母の行為に関して「これから親戚としての信頼関係を築けない」ということで、両家の折り合いがつかず、結局、結婚は破綻してしまいました。私が25歳の時の話です。

それから、私の精神状態は再び変調をきたすようになり、彼女の継母に対する憎しみと、彼女に対する切ない想いで感情が情緒不安定になっていき、職場でも意欲が減退し、前職で経験した「抑うつ」の状態になってしまったので、精神科に受診しました。

診断名は、やはり「うつ病」でした。薬の名前は忘れましたが、抗うつ薬・抗不安薬・睡眠導入剤が処方されました。

これは環境に適応できない「適応障害」とは異なり、彼女との仲を引き裂かれたショックによるもので、原因がはっきりしているため、「うつ病」と言っていいと思います。

この傷心は、時間が解決するだろうと自分に言い聞かせ仕事には行っていましたが、処方された薬を2か月くらい服用しても症状が治まらず、この間、薬の種類を何度か変えてもらってはみたものの、一向に回復せず、次第に仕事に行くことが苦痛に感じだし、4年間勤めた会社を退職しました。

それからは、職を転々とし、どこの会社でも長続きがしなくなり、精神的にストレスが蓄積されて出勤するのが嫌になっては退職を繰り返すようになりました。

その頃から、精神科とは長い付き合いをしなければならなくなりました。

薬では対処療法で、根本的な病因の解決にはならないと分かっていながら、薬を服用していました。認知行動療法も受けたりしましたが、幼少時のトラウマに対して、どうしても振り返らなければならない場面になると、自分と向き合うのが怖くなり、そこに根本原因があるから見つめなおしていこうと言われましたが、トラウマに真向かう勇気が出せず、認知行動療法も長続きはしませんでした。

そのせいで、どうしても薬物療法一辺倒に偏り、最初の職場にいたときのように薬と酒を一緒に飲んだり、更には、かかりつけの精神科だけでなく、市内外の精神科に重複受診を繰り返し、多量に向精神薬等を入手し始め、やがては「薬物依存症」に陥ってしまい、日常生活の身の回りのことが普通に出来なくなり、仕事中にマイクロバスを運転していた時に居眠り運転をしてしまい、左遷され、これ以上のストレスに耐えられなくなって、自ら精神病院に入院しました。

その精神病院では「適応障害」「自閉症スペクトラム障害」「うつ病「薬物依存症」」と診断され、「うつ病」や「適応障害」の治療は治療計画には盛り込まれておらず、「薬物依存症」のための薬の減薬が主な治療方針となりました。その為、入院当日からリカバリールーム(保護室)に隔離され、一気に減薬されて、離脱症状で2週間、もがき苦しみました。

これから以降のことは、以前ブログにも書いていましたし、プロフィールにも書いていますので割愛しますが、3か月の入院生活を送り、退院後も1年半かかって、ようやく完全に断薬に成功しました。

薬の恐ろしさを身をもって経験した私は、「補完代替医療」に深い関心を持つようになり、私のように水面下で精神的に苦しまれている方を救ってあげたいという意識に目覚め、自ら、セラピストとして個人事業を営むことにし、気導術の気導師と、心理カウンセラーと、ヒプノセラピストの認定を受け、開業しました。

そこで「メンタルヘルス」の斬新的な可能性として、ホリスティック医学に出会い、ホリスティック(全人的)にクライアント様を診るという概念に心惹かれました。

これは、私にとって革命的な医療の在り方で、目から鱗でした。もともと西洋医療一辺倒だった私の概念を根底から覆させました。

考察として、西洋医療には「spirit」という概念が存在しません。ホリスティック医学は「身体(body)-精神(mind)-いのち(霊性)(spirit)」が三位一体となって、クライアント様を、全人的、且つ、包括的に、クライアント様の主体性を尊重し、他者療法より自主療法。クライアント様が「自ら癒す力を培う」援助をするのがセラピスト等の役割であり、西洋医療の長所は活かしながら、補完代替医療にしかできないクライアント様との密な関わり方によって、クライアント様が主体的に自らの病に向き合い、その治療法を自ら、各種代替療法を総合的、体系的に選択・統合し、最も適切な治療をおこない、その病の深い意味に気づき、生と死のプロセスの中で、より深い充足感のある自己実現をたえずめざしていくということが定義づけられており、まさに次世代の医療の在り方であると確信しています。

「適応障害」「うつ病」など、病名に基づいて優先的・細分化的に治療をするのではなく、クライアント様の症状にのみアプローチするのではなく、その根源に目を向け、潜在意識にアプローチした療法を取り入れることによって、重度とされていた精神疾患も寛解に結びつく症例実績はたくさんあります。

これからの医療は、身体的疾患・精神的疾患に分けるのではなく、まるごとの健康を目指す在り方にシフトチェンジし、「統合医療」が次世代の医療の中核を成すと考えます。

47歳となった今、私の健康は全うに改善し、精神疾患の、あの苦悩も感じることはなくなりました。

今は、補完代替医療の療法士と、精神疾患に苦しんでおられる方や、様々な重い悩みに苛まれている方とをつなぐ橋渡しの役割として「一般社団法人」を設立するため、まずは私が以前開業していた「気導術・心理カウンセリング・ヒプノセラピー」のサロンを再OPENさせるために、つなぎの仕事をしながらの資金繰りと、スピリチュアルのことについてもっと学びを深めるために研鑽に勤しむ毎日です。

最後までご高覧ありがとうございました。

               メンタルヘルスナビゲーター

                         K・HAMANO

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