先生のやるべきこと

これを書いている日が12/26なのですが、
地獄のように寒いです…
誰か、年中の気温のバランスをコントロールしてちょうど良くしてください…w

さて。話は変わり、今日の話は教師向け。
おそらく初かなと思います。
ではご覧ください。

1.学校と塾

教師,先生というと、真っ先に思いつくのがこの2つだと思います。(もちろん、お医者さんや弁護士なども先生と呼ばれることはありますが)

・学校の先生は勉強を教え、
子供が社会に出るための手伝いをする。

・塾は受験合格や勉強で分からないところのサポートをする。

簡単に表現すると、このようなものだと思います。

一見それぞれシンプルに見えますが、
自分で教育業をしているとそう簡単なことではありません。
子供がなかなか言うことを聞かなかったり、
子供間での問題や子供と大人間での問題など、
職務を行う上で想定外のことはたくさんあります。

それも、ほとんど勉強以外のことで。

なぜそういったことになるのでしょう?


2.勉強のための、勉強以外のこと

子供は学校や塾で勉強だけをするわけではありません。
「いやいや、塾は勉強だけをするところでしょ」
と思う人も多いですが、子供から見ると塾でも会話はしたいし、人間関係はできていくものです。
なので、ここでは学校と塾をひとまとめとしていきます。

学校や塾では、人間関係やスポーツ,野外活動など、勉強以外のことをたくさんします。それは
「勉強だけが重要なことではないから」
なのですが、それだけが理由ではありません。
これら勉強以外のことは、実は勉強に繋がっているのです。

例えば人間関係は、わだかまりがあると勉強に集中できません。逆に円滑に進んでいると、勉強にも自然と力を入れれるようになるものです。

スポーツはストレス発散や血液の回りを良くし、勉強の時にひらめきや集中力を上げてくれます。

野外活動は気分転換や行き詰まった時の解決に役立つことがあります。

こういったように、勉強以外のことは勉強に間接的に繋がっているのです。
ただ、これらが大事だからと言ってなんでも
「やれ!やれ!」というのは間違ったことです。


3.生徒に合わせて

勉強が進まない生徒
勉強以外しない生徒
何もしない生徒

それぞれの生徒の特徴に合わせて
何をさせたら良いのか?
どういった言葉をかけたらいいのか?

を考えて行動する。

それが先生には必要な能力です。
もちろん、塾よりも学校の方がやるべき仕事がたくさんあるので、全体に同じ課題やすべきことを出す方が先生としては楽です。

ですがそこで先生が手を緩めてしまうと
生徒が思わぬ方向に向かったり
生徒も賢いので楽をしようとします。

大変なことではありますが、
生徒1人1人をしっかり分析し、見てあげること
生徒1人1人に合ったことをさせることが
先生達には求められているのです。


4.手の抜きどころは授業の説明

ほとんどの先生が授業の内容に力を入れます。
生徒から見たら初めて知ることなので当然です。
ですが、その授業を分かりやすい,分かりにくいと判断するのは生徒です。
どんなに先生が「これは分かりやすいぞ」と準備万端に授業に取り組んでも、万人に伝わる授業や説明は存在しません。

僕はある本で
「説明しない授業」の話を知りました。
それは、生徒達が調べ、生徒達が教え合うという授業でした。
初めは「なにそれ?」と思いましたが、
読んでいくうちに「なんてすごい先生がいるんだ」と、最後には感動していたのを覚えてます。

先生の役割は教えることではなく、
生徒の成長を手助けすることです。
その手助けが教えることだったり、
見守ることだったり、
相談や悩みを聞くことだったりするのです。


見出しの「手の抜きどころ」と表現したのは少し極端かもしれませんが、これは生徒のために頑張ってくれている先生達へ、力の入れどころをもう一度見直してほしいという、僕の願いです。


5.臨機応変に

生徒の個性が様々であるように
先生も様々です。
是非、生徒1人1人を見てあげて
それぞれの生徒に合った指導をしてあげてください。

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