近況【2020年1月〜2月】(最近読んだ本リストと簡単な書評)
年明けて一ヶ月以上経ち、だいたい12%くらい過ぎたところなので、今年スタートの所感を書いておく。
noteの書き癖がついてきたので、今後月イチくらいで定期更新しようかなと思っている。
読んだものとか聞いたもの感想
思ったよりは本が読めていない。『新ナニワ金融道』に時間を奪われたり、筋トレの研究をしたりしてたからだろう。とはいえ少しずつ積ん読を解消しつつあるので一層地道に読む量を増やしていこうと思う。
『時間術大全』
とりあえず今年のベストになるであろう書籍。すぐさま実践に移せるというのが非常に良かった。このnote自体もこれがなかったら生まれていない。単に進化人類学とかのエビデンスを元にどう人間の習慣をハックしていくのか、という観点での読み物としても面白い。
『事実vs本能 目を背けたいファクトにも理由がある』
日本人の3分の1しか文章を理解できないとか、OECD諸国はもっと割合が低いとか、結構衝撃的なデータが示されているので面白く読めた。動画がこんなに流行っているのも納得だなと感じた次第。裏ファクトフルネス?
『勝ち続ける意志力』
少し前にAudibleで聞いた『論語』に通じるものがあるなと感じた。勝つべくして勝つ。勝負の前に勝敗は決しているから普段の不断の積み重ねが大事という話だと受けとった。やはり「世界一」の人の言葉は重みがある。失敗を恐れないで不断の積み重ねを続けよう、という気分になる。
以下はAudibleで聞いたもの。通勤途中にはとても良い。
『超訳 君主論』
マキャベリの有名なアレ。原著はなかなか読む気にならかったのだけど、いざ聞いてみると人間の本能と言うか、マネジメントのテクニックみたいなものが現代にも応用可能なように述べられているのでわりと聞いてよかったと思った。褒めるばかりが脳じゃない。威圧する必要もないが、威厳は保っていたいものである。
『論語の活学』
「学問」というものが昔はこのように教えられていたのかな、という感覚を持つに至った。聞いていると昔の松下村塾ってこんな感じだったのかなというか、そんな気分に浸れる。しかし論語をこんなふうに面白おかしく聞けるものなのだなと感動した。話していることは結構難しいものも多いけれど、そもそもこのオーディオブックは講話を集めたものなので語り口調で非常に聞きやすい。しかし安岡正篤という人はすごい哲学者だったんですね…
『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』
自己啓発ではあるのだけど、データや事実に基づく研究だなとよく事例を集めたものだと感心した。結局は環境、特に家庭環境で、自己の自律を促すと同時にルールも必要で、どちらが欠けてもいけないと。最後は性格によるところが結構大きいように思えるので、これまた日々の地道な習慣づくりが大事なのだろう。
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さて、以下は多分にプライベートな振り返りで誰の役に立つような話でもなく、多くの人にとって読む必要がないと思うのでマガジンを作って有料にしておく。暇つぶしをしたい方は投げ銭のつもりでご購入あれ。
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