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カレーライス、圧力鍋で作るか?無水鍋で作るか?

カレーライス、圧力鍋で作るか?無水鍋で作るか?
今日はそんなことについてつらつらと書いていこうと思います。

圧力鍋と無水鍋について

お鍋を語る上で避けて通れない高機能鍋のツートップ、圧力鍋と無水鍋。どちらもよくわからないけど、なんかすごいんでしょ?という方のために、今一度その機能を確認してみましょう。

圧力鍋とは圧力調整機能が付いた鍋。空気や液体が逃げないように密封した容器を加熱し、大気圧以上の圧力を加えて、封入した液体の沸点を高めることで、食材を通常より高い温度と圧力の下で、比較的短時間で調理することができる調理器具である。(出典wikipedia)
無水鍋とはその名の通り、「水のいらない鍋」のことです。蒸し野菜も煮込み料理も、余計な水は加えず、素材と調味料だけで調理。食材から出る水分を逃さず使うため、うま味と栄養が凝縮された美味しさを楽しむことができます。(出典Nadia)

圧力鍋は圧を加えることにより短時間で煮込める。
無水鍋は食材から出る水分を使うため、うま味が凝縮されるといった特徴があります。

カレーライスは家庭で一番煮込まれる料理

数多の家庭料理の中でこれほどまでに食卓のベンチ入りを果たしているメニューがあるでしょうか?いや、無い。完全に私見ですが無いと断言させていただきます。

具材を切って煮込み、各社が叡智を結集させて作り上げたルーを入れるだけという果てしないシンプルさ。

故にカレーにはやれチョコレートだ、インスタントコーヒーだ、リンゴだ、ハチミツだと隠し味が無数に存在するのです。シンプル故に自ら手を加える領域は見えないところで、それがカレーにおける嗜み。

その語り尽くされたであろう隠し味界隈、そこを突き抜けて自らスパイスを調合するオリジナルカレーの領域には今回一切足を踏み入れません。

私がカレーライスについて唯一語れるのは「どう煮込むか」のみ…

そう、「カレーライス、圧力鍋で煮るか?無水鍋で煮るか?」ということなのです。(あ、こっちの方が語呂がよい)

肉は圧力鍋、野菜は無水鍋

はい、先に結論を言います。お肉のカレーは圧力鍋、野菜のカレーは無水鍋で作るのがおいしいです。

まず前提として、筆者は無水鍋信者です。

無水鍋で作る野菜スープやポトフの、キッチンに漂う香り。あれははっきり言って飯テロ以外の何者でもありません。野菜全体から旨味を搾りまくった、なのに野菜の繊維は崩れずしかと原形を留め、一口食べた瞬間に「野菜うめーーーー」と高い山のてっぺんから叫びたくなるおいしさ。

あぁ、今世で無水鍋に出会えて良かった…無水鍋を知らなければ野菜の真の旨味を知らずに死ぬところだった…生まれ変わっても私のキッチンに来てね、無水鍋…というほどに無水鍋にゾッコンです。

マイファースト無水鍋を購入した際に、付属の専用レシピブックの無水カレーを作り、その溢れ出る野菜の旨味に震えたのをよく覚えています。

でも現在、我が家のカレーは圧力鍋で煮込んでいます。

なぜか。

肉の繊維を壊すには圧力鍋の高圧が最適だからです。
肉は繊維を壊すことで柔らかくなります。ステーキ肉をミートハンマーで叩くのも、繊維を壊して柔らかくするためです。

無水鍋は野菜の旨味を凝縮させるのには最高の仕事をしますが、肉の繊維を壊すほどの圧はかからず、肉が固くなってしまう傾向があります。

なので、野菜は無水調理、お肉は圧力調理をして最後に大鍋で合わせてからルーを入れるということをしていました。

時は流れ…

肉も野菜も、それぞれの旨味がしっかり出る最適な調理法で作っていたのですが、鍋3つ洗うのは面倒というかなり当たり前なことに気付きました。
今は圧力鍋で煮込み、大きめのキャセロールに移してからルーを入れるというスタイルです。
なぜ圧力鍋にルーを入れないかと言うと、圧力鍋のパッキンにカレーの匂いがつくのがいやだという理由で、まだ鍋2つを洗うという面倒なことを自ら進んで行っています。(O型だけどこういうところが神経質な損なO型です。)

圧力鍋、無水鍋、どっちが好き?どっちも鍋

圧力鍋か無水鍋、どちらかあるとぐっとお料理ライフがレベルアップしますよ!

筆者が愛用している鍋はこちら↓

フィスラーの圧力鍋は蓋を変えれば無水調理ができるので、1台で2役こなす優れものです。廉価版のビタクイック、標準版のコンフォートプラス、エンドモデルのプレミアムプラスと3種類ありますが、迷った時には真ん中のコンフォートプラスが機能的に間違いないです。

お鍋の選び方についてはまたいつか書きたいと思います!

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カレーはうまいよな〜

こんなレシピを知りたい!などリクエストございましたらサポートをお願いします。食材購入費に充てさせていただきます。