見出し画像

やっぱりね、と思うけどついつい期待してしまう。

家中のじゅうたんを洗濯屋さんに出した。

トルコではじゅうたんの洗濯屋さんがあって、家で洗えない、手入れができないじゅうたんを専門の洗濯屋さんに出すのが一般的だ。早く乾き早く仕上がるため夏に洗濯屋さんに出すのが一番良いみたいなのだけど、タイミングを逃して秋になってしまった。

月曜日のお昼過ぎに、アパートの住人でもある管理人のおじさんにじゅうたんの洗濯屋さんの電話番号を聞きに行く。知っている人が利用しているところの方がトラブルが少ない。管理人のおじさんはいなかったけど、奥さんがいて、知り合いの洗濯屋さんがいると言って電話番号を教えてくれた。アパートの他の人も最近利用して、料金も手頃だとの事。電話をかけるときは、管理人のおじさんが住んでいるアパートの住人だと言ったらいいよ、といろいろ言ってくれるので、それなら代わりに電話をしてもらえますか?とお願いして、その場で電話をかけてもらった。知り合い同士の会話の後、じゃあ、今日の夕方にじゅうたんを引き取りに行くと言われる。

じゅうたんの引き取りと、仕上がり後の配達は無料でしてくれる。小さくても結構トルコのじゅうたんは重いので助かる。家具も、何で3段ボックスがこんなに重いんだ!!と思うくらい重いものばかりだ。

お昼過ぎに電話して、当日夕方に来てくれるなんて思ったよりも早いなと思いながら洗濯屋さんが来るのを待った。20時くらいになる可能性はあるかもと思いながら待っていたけど洗濯屋さんはなかなか来ない。20時半になっても来ない。ここはトルコだとあきらめて(来る来る詐欺はいつもの事なので)お風呂に入る。その間に洗濯屋さんから明日の朝9時から10時の間に取りに来ると連絡があったらしい。こちらから電話しないと連絡が無いと思っていたら連絡があってちょっとビックリ。午前中とかではなくて、細かく時間まで言っている。今日は忙しかったのかなと思うことにして次の日の朝、洗濯屋さんが来るのを待つことにした。

火曜日、時間は朝の10時を過ぎた。やっぱり来ない。30分ほど待って電話をかけてみる。男の人が電話に出た。9時から10時の間に来ると言ったけど、いつ来られるのかと聞いてみる。「いま向かっているよ!」と言われてから1時間後、やっと洗濯屋さんは来た。取りに来た人は悪い感じの人ではなかったのでひとまず安心。管理人のおじさんも知り合いだからと話に来て手伝ってくれた。

洗濯屋さんはさすがに慣れていて、3つ、4つじゅうたんを肩に担いで4階の私の家から階段を降りていく。古いアパートなのでエレベーターが無いためちょっと申し訳ない。

仕上がりはいつ配達してもらえるかと聞くと、金曜日の夕方に持って来てくれると言った。意外と早い?!

金曜日の夕方、待っていても洗濯屋さんは来ない。夜になっても連絡がない。ここはトルコだとのんびり構えて土曜日は夕方まで、出掛けたりしていたので連絡をしなかった。外出先から家に帰ってくると、ちょうど管理人のおじさんに出会ったので聞いてみた。金曜日に洗濯屋さんは来ると言っていたけど来なかった。いつじゅうたんを持って来てくれるかな?

管理人のおじさんは、土曜日に持ってくるって言っていなかった?と言った。あれ?言葉が似ているから私の聞き間違いだった?と思いながら話していたら、管理人のおじさんが洗濯屋さんにいつ持ってこれるかと電話してくれた。洗濯屋さんは月曜日の夕方に持って行くと言った。いま乾かしているところだと。

別に良いのだけど、やっぱりすんなりとは事が運ばないんだなと思った。それをストレスに感じないようにとりあえずじゅうたんのことは月曜日の夕方まで忘れていよう。




この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?