コンサルティングの極意#3
こんばんは。春からコンサルで働き始めるハムカツです。念願のコンサルで働けることになり、少しでも良いスタートをできるように役に立ちそうな本を読み始めて、そのアウトプットとしてこの場を使わせてもらいます!
さて、今回もこちらの本をまとめていきます!
コンサルティングの極意 (A.T.カーニー 日本代表 岸田雅裕 著)
今までのまとめを読みたい方は下のリンクから飛んでください!
さて、今回のテーマは先見力についてです!このテーマについて、そもそもなぜコンサルタントで先見力が必要なのか、と言う事についてと、先見力をつけるにはどうしたら良いのかと言うことについて書いていきます!
1.先見力がコンサルタントに求められる理由
コンサルタントで言う先見力とは、常に「仮説」にすぎません。ただ、仮説をたて、検証を繰り返すことによって、未来を予測する力は増していきます。そして、反対に仮説が無い、もしくは立てられない場合はクラアインとに進むべき道を示せないと言うことになります。
要するに、クライアントに正しい道を示すために先見力、つまりは仮説を立てる力が求められると言うことですね。
2.先見力の付け方
では、先見力はどのようにつける事ができるのか。本書では3つの方法を紹介しています。
1つ目
難易度が低い短期間の先見力を磨く。例えば、車内にある新商品の広告で、この商品は当たるか外れるか、と言うことについて自分なりの社会や消費に関する仮説を立てて、仮説力と仮説の精度をあげるという方法です。
2つ目
失敗を予測する。正直なところ本書でもこの方法については言語化できていません。(笑)ただ、自分の経験からして「これは上手く行かないだろう」と言うような自分の勘を信じてボール球には手を振らず、成功確率をあげようとする事が大切です。
3つ目
歴史と常識に照らして考える。例えば、バブルの時には土地の値段は上がり続けると言う常識がまかり通っていました。これは歴史と常識に照らして考えるとありえない事で、当然その後土地の値段は急落しました。そのため、「みんながやっているから」や「世の中はそう言うものだから」と言うように流されず、歴史と常識に照らして考える事が大切です。そして、このような大きな世の中の動向だけでなく、一企業にも当てはまります。そのため、自分のクライアント企業の大きな位置どりを見ておく事は必要です。
いかがだったでしょうか。3つ目の例については、コンサルタント以外の職種でも、リスクを回避するためにも多くの人が心得る必要があるかなと思います。そのためにも日本だけでなく世界の経済、金融の歴史を学んでみると「同じ事世界中で繰り返してるんだ!」と言うような発見がありそうで面白いのかなと読んで見て思いました!