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新聞では読めない、中国からの現地レポート@3月22日

散々ぱら、中国政府のゼロコロナ政策には意固地な堅持かと某も諦めていたが、

「中国共産党の習近平総書記(国家主席)は17日、新型コロナウイルス対策の経済的影響を抑える方針を示した。これまで堅持してきたコロナを一切容認しない戦略を調整する可能性がある。中国の「ゼロコロナ」政策は感染・死者数の抑制につながっているものの、経済には大きな負担が生じている。 習総書記は17日遅く開かれた党中央政治局常務委員会の会議で、ゼロコロナ政策への取り組みをあらためて表明する一方で、中国は「最小のコストで最大の防疫管理効果を達成し、疾病の経済・社会発展への影響を最低限にとどめる」ことを目指すと表明した。』    ブルームバーグニュースより抜粋

人民の声も拾いながら 初めて、経済を意識した微調整したのであろう。
でも、これは大きい微調整と考える。

深圳もロックダウンを解除したということは、
他の大都市も いつまでもダラダラやってられないということでもあろう。
日本のように、ばら撒き給付金など出すわけもないし人民の経済的不満はどこかで抑えないといけないのはわかっているはずだ。ここ常州市も大型スーパーは営業しているが小口商店などは軒並み休業の憂き目にあっている。アンフェア!の声が聞こえても不思議ではない。

先週末に江蘇省省長が常州に視察にきたのも その辺りを含めての下知をするためでもあったのだろう。

気になるのは 昨日UPした専門家によるワクチンの効果性についての不安だが、ファイザー・モデルナを13億人分買うなんて国家の威信にかけても無理なことで、やはり国内で口経薬が開発されるまでは不安定さは続くだろう。

「大したことねえよ、風邪のようなもんだ」と国家主席のお言葉が待ち遠しい。

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