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中国で新車購入にあたり、中国産ブランドに対する現地評価(総括)

新車購入というテーマでの、皆様からのさまざまなご意見に感謝を表したい。
総括すると現時点での中国でのEV車ブームは・・
ただの流行りかと感じている。
理由
1、実際の公表された走行値の80%程度が現実走行距離か?
さらに真夏・真冬のエアコン使用で条件はさらに悪化する。
2、無制限バッテリー保証とよく聞かされるが、最初のオーナーだけへの謳い文句で中古車として転売されればその保証は付いてこない。
3、ガソリン車と比べて中古車市場では二束三文程度の価値しかない。ただしブランド好きなマダムの嗜好もありテスラは別格のようだ。
解説
上海や北京などプレートを取得することが困難な大都市ならば、上記3つを受け入れても、税制の優遇もあり、かつ、プレート取得が安易であれば取捨選択としてEV車はありであろう。
しかし2級都市常州ではプレート取得など所詮2万円、取得税など20万程度ならば、初めての車にEVの選択はないと多くの人たちから聞いた。
総括
ハイブリッド・PHEVなどを含め、ガソリン車が圧倒的な支持は変わらない。
街を歩いている中国人おじさんでも「まだEVはバッテリーの技術革新が必要だ!」と言えるのに、地球温暖化という恐怖感を世の中(マスコミ・テスラなど)が煽りすぎたのか、技術が伴わないのに直接EVに走ったのは大きな問題と思う。「CO2削減では、ハイブリッド技術で世界を席巻できるのに、日本の政治家・官僚は、国際世論にさっさと負けて早々とEV推進を国内自動車業界に押し付けている。もしトヨタのハイブリッド技術がメイドイン・チャイナであれば、容易に共産党はEVには舵を切らないはずだ」とタクシー運転手にも言われてしまう。
なんとも情けない・・
コスパという質問には大きな共感を得ることはできたが、
それより・・・・
外国車という見栄張りも大切だ!
高い値段で買い取ってくれるのも、これまた大切だ。
が、中国人の本音だ。
新車購入というテーマで、値段を含め詳細までミクロ的に中国をお伝えできれば、少しでも、マスコミにない中国を皆様にお届けできるなら幸甚である。
添付はBYDから発表された最新のEV車、価格は20万元を切るくらいである。

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