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捨てるべき自分とグラコロバーガー


「今のままではハマチが大成することはない。」


こんにちは、ハマチです。
2023年ももうおしまいですね。早かった・・・今年は本当にあっという間だった・・・。

というわけで今年最後の更新です。

・・・この言い方は、1年を通して定期的に更新した人が言うのであって、あなたのように4月だか5月に始めて、途中更新しなかった人には当てはまらないのだよ、ハマチくん、と思ったあなた。

あなたは正しいです。
返す言葉もありません。

ちくしょう!来年は定期更新をちゃんとするんだ!!!


話が逸れましたが、皆様は年末年始はどのように過ごされるのでしょうか?
2023年の振り返り?2024年の目標を考える?

ハマチも年末年始のお休みでコツコツ来年の目標を考えているところでございます。(コツコツするところが違う)

2024年のハマチは「捨てる」作業がメインになりそうです。


グラコロバーガーの話

グラコロバーガー、この名前を見たら、某有名ハンバーガー店の期間限定商品を思い浮かべる人がほとんどだと思います。

冬季限定で出るんですよね、確か。
ハマチはこいつを食べたことがありませんでした。

先日、あだち先生とお話ししてた時のこと。
「ああ、グラコロバーガー食べたいな」と先生がおっしゃいました。

ハマチは食べたことなかったので、「私食べたことないんです、美味しいんですか?」と聞きました。

あだち先生はグラコロがとても美味しいことと、人気商品であることを教えてくださいました。

「なんでハマチはグラコロ食べないの?」

「私元々、揚げ物が挟まってるハンバーガー食べないんですよ。それにグラコロって炭水化物に炭水化物じゃないですか、体に悪そうです。」

「ハマチ、それではダメだよ。食べてもいないのに悪く言うべきではないし、じゃあ、体に悪そうなのになぜ人気なのか、そこを知ろうとしない人間が大成することはない。

ガーーーーーン

めちゃくちゃショックでした。しばらく凹んでおりました。(無駄)

そういえば、お世話になったSUNABACOのアントレプレナーシップ講座でも「世の中の流行り物がなぜ流行っているのか、商品がなぜこのような形なのか、常に考える癖をつけること」とか言ってた・・・そして実際に「気づき」と言う形で日々アウトプットをする課題がありました。


悔しいので後日マックに行き、グラコロバーガーを食べてみることに。
本当はビックマックが食べたかったのだけど、ハマチはブリになりたいので挑戦することに。


生まれてはじめてのグラコロバーガー、とてもおいしかったです!!
揚げ物系のバーガーって衣がベチャベチャなイメージありましたけど、これはサクッカリッでちゃんとコロッケ(意味不明)

ソースも美味しくてクセになります。タルタルソース?こいつのおかげで揚げ物をさっぱり食べられました。多分開発にものすごい苦労があったんでしょうね・・・。
これだけ売ってもらえないか。

とても熱いので食べる時に注意が必要なのですが、冬の寒い時に体に染みるんですよね。それがとてもいい。

冬季限定なのも頷けます。
冬に食べるからいいんですよね。通年で食べられるとありがたみも薄れる。夏に食べたいと思わない。冬だ冬。冬はグラコロ、まさに。マックすごい。

ハマチですらこの感想、やはり、売れるようにちゃんと考えられて世に送り出されている。人気のものには秘密があります。

今気がついたことだけでも自分のビジネスに活かせそうなことがたくさんです。

うまくいっているものを知り、真似する。
「学ぶ」の語源は「真似る」
まさに生きた学びであり、ビジネスの基本だと思いました。


それをハマチは、「自分が好きじゃないから」「体に悪そうだから」と言う理由で食べることを、知ることを、学ぶことを避けていた・・・。なんて勿体無いことなのか。

はてまた、みんなが飛びついているものを「いや、私はそんな流行り物に飛びついたりしないから」と自分が周りと違って特別であるとでも思いたかったのでしょうか?おこがましい話です。


本気で生きていない自分

今年の集大成として、ハマチはある挑戦をしました。

お世話になっているSUNABACOさんのスクール、webデザインコースとDXアントレプレナーシップ講座(以下アントレ)の二つを同時に受講するというもの。
webデザインが月水金、アントレが火木土、週6日19-22時の受講は正直キツかったですが、大変ありがたいことにたくさんの人に応援していただき、無事完走することができました。
特にアントレの方は卒業制作発表を、発表会場である今治現地にて迎えることができました。熱気に包まれる会場、オンラインで交流していた同期たちがそこにいる・・・思い切って行ってよかったです!!


そう、できたんです、完走は。表向きは。
ただ、ハマチはこの卒業制作に真剣に打ち込めたのか?と聞かれると、笑顔で「はい」と言えない自分がいます。


同期たちのアントレを受講しての感想noteを拝読しました。
「優勝できなくて”悔しかった”」等と書いてありました。「自分の力が及ばなかった、もっとできた。」と。

(多分、全部拾えていないと思います!!ごめんなさい!!自分も書いたぞ〜と教えていただけたら嬉しいです!!)

そしてこちらは最優秀賞を獲得されたチームの方のnote↓

優勝したチームは優勝にふさわしい努力をしたことが伺えます。しかも発表のギリギリまで。それぞれができることを最後まで全力でやった。

そして他のチームも優勝してもおかしくなかった、それくらい僅差のハイレベルな卒業制作発表だったと思います。
これだけの人が情熱を持って取り組んだ卒業制作。SUNABACOの緻密に設計されたカリキュラムのすごさも感じました。

ハマチのチームは予選敗退。チームメイトも「悔しい」気持ちでいっぱいだったと思います。

一方ハマチはそんな周囲の熱量とは反対にどこか冷め切ってしまっておりました。一緒に熱狂できなかった。
いつから、どこから、そうなってしまっていたのかわかりません。

発表の前日、急遽プレゼンは一人現地入りしていたハマチが全て行うことになりました。オンライン参加のチームメイトと交代で発表していては、制限時間をオーバーする可能性が高いからです。

仕方のないことです。ハマチ自身もそうした方がいいと思いました。
なのにハマチは「私プレゼンなんてほとんどやったことないんだから、うまくできるわけないじゃん。他のチームはプレゼン慣れてる人がいていいなぁ、羨ましい。」最低です。


プレゼンの経験があるチームメイトは最後までプレゼンの指導をしてくれました。「プレゼンはとにかく練習あるのみ。スライドの画像挿入とかは自分がやるから、最後まで頑張ろう。」と。それなのにハマチは、、、、、ほんとごめん。


発表当日、なんとかプレゼンをやり切りました。前日、言われた通り練習もたくさんして、本番は練習よりうまくできました。でも拙いプレゼンだったと思います。途中で何言ってるかわからなくなっていました。

終わった瞬間、「終わった」としか思えませんでした。決勝に行くことはないだろうと。
チームメイトは「プレゼン良かったよ、決勝に行きたい」と言ってくれました。
ここの思いの差、これがハマチの良くないところです。

チームメイトは全力でやった、気持ちを全てぶつけた、本気だったからこそ「決勝」と言う次を見ていた。
ハマチは気持ちで負けていた、全力じゃなかった、だから「決勝」と言う次を見られなかった。

ハマチもチーム内での作業量は多かったと思います。とにかく早く改善することを意識して、ピッチを回し続けました。夜な夜な作業をしていました。
でもプロダクトの質とか作業量はここでは関係ありません、とにかく気持ちをぶつけられたか、”本気”で取り組めたか。"決勝と言う先"を見ていたのか

チームメイトには本当に申し訳ないことをしました。ハマチなんぞと同じチームになってしまって。多分もっとやりたいことたくさんあったと思います。

※誤解のないように、ここではあくまでハマチ自身の気持ちの問題を述べているのであり、SUNABACOに教えていただいたことはすごく勉強になりましたし、チームメイトたちも最高でした。


カイジに教えてもらったこと

いろいろなモヤモヤを抱えて終わったアントレ。終わってからハマチは何も手につかず、ただ落ちておりました。
そういえば、「カイジを読め」といろんな人から言われていたな・・・と言うわけで手に取ってみました。

そこでハマチは利根川幸雄に説教をされます。

賭博黙示録 カイジ 7巻。
借金返済、人生逆転のためにカイジたちは命懸けの勝負をします。地上74メートルの高さ、ビルとビルの間に渡された鉄骨の上を命綱なしで渡ると言うものです。落ちたら命はありません。
オマケに鉄骨には電流が通っており、手をつけば感電すると言う状況。
カイジたちは己を鼓舞しながら、電流鉄骨渡りに挑みます。

ですが、途中で恐怖に支配され、仲間が次々落下していきます。カイジたちは「お金はいらないから電流を切ってくれ、この勝負は無しにしてくれ」と利根川に懇願します。

そんなカイジに利根川は吐き捨てます。

「命懸けの勝負と分かって挑戦しているのに、『いつでもやり直せる。許してもらえる。』と思い上がっている、本気になれない救いようのない愚か者。能力以前の問題だ。

自分が特別であるという人間なら誰でも持っている気持ち、それに溺れて、目の前の現実を受け入れられず、「本気を出せば自分だって」といつまでも言い続け、死ぬ時に「今まで生きてきた全て丸ごと『本物』だったとやっと気がつく

人生に『仮』なんてないんだよ。

↓周知の事実ですが、マジで名作でした。


これからやるべきこと

グラコロバーガー、アントレ講座及びカイジに気づかされた、「捨てるべき自分」
2024年から…いや今から、ハマチは必要以上に自分を特別だと思うこと、人生はいつでもやり直せるからとりあえず目の前のことはサッと流して次から本気でやろう、と言う怠惰な自分を捨てます。

捨てもしないのに、新しいものを得ることはできないから。


最後に、皆様2023年は大変お世話になりました。
ハマチのnoteを読んでくださり、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎えください!

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