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DXあんとれを終えて in今治

初SUNABACO講座となるDX人材育成講座(DXあんとれ1st)について無事卒業させていただきました。なんと退学ではなく卒業です!

まずは、この講座を提供していただきました、SUNABACOの中村さん若林さんの両代表並びに講師のカンパさんへ、この場を借りてお礼申し上げます。

そして、チームWメンバーのお二人(副サラさん田中さん)においては2週間ありがとうございました!


という事で感想編。

<講義編>

各種細かな振り返りは備忘録でまとめたので、総論としてまとめてみます。
知識的にはまったく新しい部分とぼんやり知っている部分とが混じっていました。

ここで痛感したことは、自分自身が知っている事を実際に使えていないということ。
自転車の乗り方を知っているだけで乗ったこともないのに乗れるといきっているシャバ僧がそこにいました。

まずは己の中のシャバ僧を消す作業。アンラーニング。

当然、知識は大事ですが知識だけではなんともならないのが現実です。中途半端な知識ならむしろまっさらな方がマシなのかもしれません。



<卒業制作編>

業務上の知識と経験を除けば、自分の中に人に誇れるものが特にないという事に気づくのに時間はかからなかった。

シャバ僧は2度現れる!


「で、お前は何が出来るの?」を日々自問自答する自分との戦い。


嫌だとか辛いとかそういう類の感情ではなく、チームに貢献できていない不甲斐なさが、ただただ歯がゆい。


結果は無念の予選敗退。

ただ、制作したアプリについて少し触れると、あまり貢献していない僕がいうのもおこがましいですが、顧客のニーズに合った良いアプリだと思います。

プロセスについても、現場を見て、ニーズを吸い上げ、再度現場に還元する。
制作サイドが良いと思う事も現場が不要と感じるなら実装しない。
どの組織で導入しても上手くいくという汎用性の高い製品ではないものの、この組織にはフィットする最初から最後まで顧客を見た開発方針。
自分たちの持てる技術力で

講座で学んだ事を生かして顧客に喜ばれるものが作れたと思います。(お前作ってないやん!という突っ込みは禁止)



そんな気持ちで、決勝の発表を見ていた中である言葉が耳に入ってきました。

「〜ただの進捗管理ではなくて、財務の可視化」

現場の作業効率改善に留まらず、財務つまり経営の部分まで切り込んだアプリ開発。


そのチームには財務のスペシャリストな方が居たから出来たアプローチかもしれないけど、職業領域的に近い立ち位置の僕がその役割を負えたのではなかったのか?

仮にその役割に気づいたとし、成果物に反映出来たのか出来なかったのかはわかりません。

ただ、その部分が財務を「わかっている」けど「実行出来ない」という、「わかる」と「できる」の境界線なのでしょう。


この悔しさは知らない事だらけなことに対してではなく、知っていると思っていた専門分野に対して、

「お前、自分が思っている以上に何にも出来てないよ。」

と現実を教えられた事に対する悔しさ。


ただ、後悔からは何も生まれない。出来てないならやればいい。

〈卒業制作編〉のあとの〈現場実践編〉こそが、本当のDX講座。


オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな、このはてしなく遠いDX坂をよ…


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