入社5年目のWebマーケターでスキルのない人は絶望する話
私は現在、上場企業で働くWebマーケター歴6年の30歳です。
いわゆる「中堅Webマーケター」でして、これまでにさまざまな施策をしてきました。
例えば、
などのWebマーケティング施策です。
得意・不得意はあるものの、一通りの施策は経験してきました。
一方、私が出会った方の中で、「中堅マーケターだが、スキルがない人」もいらっしゃいました。
ここでいう「中堅」というのは20代後半から30代前半の方を指します。入社5年目くらいですね。
それを踏まえ、中堅Webマーケターでスキルのない人は割と絶望します。
なぜかというと「将来性」がないからです。
少し悲しいお知らせですが、スキルがないと会社の売上に貢献できません。
さらに、より優秀な20代のWebマーケターが入社して、比較され、窮屈に感じます。
転職しようと決めても、スキルがないからなかなか転職先が見つからないこともあります。
本質的な話で少し厳しい意見ですが、中堅Webマーケターでスキルのない人は将来的に厳しいです。
Webマーケターでスキルのない人の特徴
では、そもそも「スキルがない」というのはどういう状態なのかを私の実体験も踏まえ、解説します。
上記について詳しく解説していきます。
Webマーケティングとは関係ない仕事ばかりをする
データ入力やメルマガの配信設定など、Webマーケティングとは関係の仕事をする人のことです。
なぜこれだとスキルがつかないかというと「作業」だからですね。
ちょっと厳しい意見かもしれませんが、ぶっちゃけ、データ入力やメルマガの配信設定は誰でもできる仕事です。
これを中堅のWebマーケターがメイン業務として行うのはNG。本当にスキルがつきません。
実際に、私もこういった業務をしていたこともありますが、割と楽なんですよね。
ついついこれらの作業をやりたくなる気持ちはとてもわかりますが、自分の将来性や今後のキャリアを考えたとき、メイン業務としてやらない方が良いです。
考えることをやめている
例えば、広告運用で反応の良かったクリエイティブの使い回しや、ボーとアナリティクスを眺めているだけの人です。
ぶっちゃけ、自分の頭で考えていないのでスキルがつきませんよね。
Webマーケターの仕事って、まずは考え、そしてそれを実行し、改善していくことなので、考えることをやめたらスキルは身につきません。
ただの「作業屋」になるだけなので、スキルもつきませんし、何より周りからの目も厳しくなります。
Webマーケターは常にクリエイティブを考えつつ、それを実行。そしてアナリティクスで分析し、改善していくことが求められます。
特定のスキルだけを伸ばそうとする
良いことのように思いますが、これもNGの場合があります。
というのも、1つのスキルだけ持っていても市場価値がないからですね。
例えば、ある2人のマーケターを比べた時に、皆さんはどちらを採用したいと思いますか。
いかがでしょうか。
ぶっちゃけ「Bさん」を選択する人が多いのではないでしょうか。
BさんはAさんと比べてWebデザイン歴は浅いものの、「Webデザイン」と「ライティング」の2つのスキルを持っています。
さらにコンバージョンを取れるホームページを作れるとのこと。市場価値としてはかなり高いですよね。
Webマーケターあるあるですが、Webデザイナーってデザイン重視の人と、コンバージョン重視の人がいまして、結論、コンバージョン重視の人の方が優秀です。
というのも、Webマーケターの目的が「コンバージョンを増やすこと」だからです。
これらを考えると、「Webデザイン」と「ライティング」の2つのスキルを持っているBさんを採用するべきだと考えます。
特定のスキルだけを伸ばそうとするのもありですが、さらにスキルを増やせば市場価値も上がり、将来性もありますよ!
スキルのない人がやるべきこと
ここまで「入社5年目のWebマーケターでスキルのない人は絶望する話」を解説してきました。
本音を言うと、過去の私自身も、メルマガの配信設定だけをする「作業屋」になっていたり、面倒だからといって何も考えずに施策を回していたりしていた時期がありました。
ただ、何度も言いますがこのような状況だと自分の市場価値は上がりません。
そうならないためにも、まずは今の仕事で成果を出すためにたくさん考え、実行し、改善していきましょう。
特に下記が重要になります。
スキルがあれば成果が出るので、周りからの評判も良くなります。年収もアップするでしょう。
さらに転職活動でも年収アップや役職付きの条件で採用される可能性も高くなります。
まずは毎日の仕事からスキルを身につける意識をつけ、少しずつレベルアップしていきましょう!
今回は少し厳しい意見が多かったのですが、Webマーケターとして仕事をしている方やこれからWebマーケティングを勉強したい方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただけると幸いです。