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成人式に送りたい言葉

今日は成人式。成人のみなさん、おめでとうございます。
そして、自分が担任した初めての子たちが「成人」した。昨年は、初めて卒業式をともにすごした子たちが「成人」した。

一日、いろいろなことを考えていたが、初めて担任した子たちのことは今でもいろいろな意味でたくさんのことを覚えている。

彼ら・彼女らはきっと晴れやかな気持ちで、華やかな格好で、ちょっと背伸びした格好で成人の日を迎えたことだろう。

あんなに小さかったみんなが大きくなって、それぞれの道を歩んでいることが嬉しく思っている。

年々、年賀状の数は減り、今ではほとんどの子たちが何の音沙汰もないけれど、つながっているところで元気な姿を見せてくれているし、風の噂は少しだけ届いている。

あの頃の自分ができた教師としての仕事は恥ずかしいことばかりや力のなさを若さで補うだけのモノだった。
そんな自分に満面の笑みと力いっぱいの元気をくれたみんなが、もう「大人」だなんて…。当然だけど月日の流れのはやさを感じる。

最近、目にした本から「成人を迎える」みんなに送りたいと思ってここに書いてみました。

「キミのままでいい」 たぐちひさと より

「娘に伝えたい10か条」となっていますが、部分によってどの立場の人にも伝えたいことだと感じた。
特に最後の「自分を信じて前に進みなさい」は、自分自身が卒業式に子どもたちに伝えてきたことと通じる部分があった。

「悔いのない人生を 自分の信じた道を ただ、真っ直ぐ進め」 hama


成人のみなさん、おめでとうございます。進む道に幸多きことを。


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