見出し画像

感覚過敏は直るのか、わが子の場合と対策。

感覚過敏。発達障害に感覚過敏もプラスされていると子育ては倍、大変になると思う。

色々な過敏さがあるが、わが子の場合を書いてみる。

・人に触られるのが耐えられない
・まぶしがる
・大きな音、ザワザワがイライラする
・採血ができない
・服のこだわり
・暑さに弱い
・偏食

小学校低学年の頃は接触の過敏さがひどく、それが他害につながってしまっていた。

例えば、クラスメイトが休み時間に「なにげに」息子の机に手を置いたとする

それが猛烈な怒りになり、置いた手に対して拳でたたくようなことをしてしまっていた…

廊下で少しぶつかってもトラブルに。

これらは被害も出てしまうので息子にはコンサータを服用させつつ、通級や放デイの療育・おうち療育をして和らげるように努力した。

そう、感覚過敏は

完全に直すことは難しいが、和らげることはできるのですね~。

慣れる、とにかく慣れさせる

感覚過敏を和らげるには年月を要します。
そして少しずつ慣れてもらう。

服のこだわりや接触過敏には以下のことを実施していました。

・さり気なく少〜しだけ触る(チョイっだけ)
・鎮静作用のあるアロマを塗る
・タオルで乾布摩擦
・自然のなかで素足で遊ばせる
・気持ちの良い素材を選ぶ

偏食については、苦手なものもすごく小さくカットして「それだけは食べてね」「1口だけ食べよう」

とやっていました。未だにどうしてもムリなものはあります。でも卵全般ダメだったのがゆで卵以外は食べられるようになったし、トマトも薄皮だけ〜から始めて今はカットしたくしぎりトマトでも食べます。
豆をあんなに憎しんでいたのに納豆は食べるように。これは秘密もありますが、また次回に!


大事なのは、一朝一夕では変わらないということ

色々な過敏さが和らいだかも、と気がついたのは中学生になった時。

小学生で試行錯誤しながらやってきたことが実を結んだと実感したのは5〜6年経った頃です。

そして、おうち療育で大事なこともあります。

それは親も工夫し、試行錯誤を楽しむこと

「こうしたら良くなるかな?」

とたくさん試してみてください。

ネットで他人のマネをしてみたっていいし、アレンジしたっていいんです。

全然変わらないことも正直ありました…

それはもうあきらめて手放しちゃいましょう!

(ウチも靴ひも結べないとか洋服をハンガーに上手くかけられないとか、そりゃもういっぱいあります…)

発達障害だから直りっこない、と決めつけないで。改善はされるのです。

焦るけど、今日できることを精一杯やりたいですね!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?