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久々に発作

日付け変わって昨日。詳しく書く気力はないので端折るが、僕は本当に参ってしまった。

僕が妹のために送信した、丁寧丁重なメールが功を奏したようで、侮蔑され連絡係をサボって沈黙していたクズで軽薄な叔父がやっと妹にきちんとしたメール連絡をくれたらしい。

それは良かったと僕は妹に簡潔に返事をした。そうしたら「お兄ちゃんありがとう」というレスのあとに怒涛のようにヒステリックなメールの嵐。「お兄ちゃんはパパが死んで悲しくないの!?」「パパの遺品を引き取りたくないの!?」「早くパパをお墓にいれてあげたいんだけど!!」

親父が入院する前に、さんざん甘えられて迷惑をかけられた妹が発した厨二病のような言葉「パパなんか地獄に堕ちろ!」...... そう言った自分を忘れたんでしょうかねぇ?

僕は親父が死んでショックを受けたけれど、悲しくはなかったよ。むしろ楽になってよかったな親父、と思っていたさ。

とにもかくにも、久々にお袋が腕を奮ってくれたキャベツと鶏肉のスープ夕飯を食べた後、自室で大好きな番組『バナナサンド』を見て笑いながらくつろいでいた僕に妹はドン引きするくらいキツい言葉のメールを立て続けに送ってよこしたんで僕はすっかり疲れ果ててしまった。

相手にのせられて怒ってしまったらダメだ。冷静に穏やかに言葉少なく返事をしていたが自分を保てなくなりそうになった。

夕飯後の楽しみのインスタントコーヒーを飲み終わり台所の後片付けとゴミ出しをしようとしたら、もう治ったと思っていたパニック障害の発作が起きた。

心臓が猛烈な勢いでバクバクし、吐き気がし、極度のストレスで体と心がいっせいに緊急事態のエマージェンシーサイレンを鳴らし始めたんで、お袋が寝静まった後の台所でしばらくしゃがみこんでしまった。

そうっと外へ出た。ヘッドフォンをつけて音楽を聴きながら、ゴミ出し一服だ。いつも2本くらいでやめておくのに、心が落ち着いて大丈夫になるまで立て続けに5本も深く深く吸ってしまった。夜の暗闇の中で。

お陰で、だいぶ心が落ち着いてきて発作もおさまり穏やかな気持ちに戻ることができたので、部屋に戻った。

その時ワンリピで聴いていた曲はこれだ。

『いいさ、いいよ、ため息ついても、新しい呼吸が始まる前に...... 好きな、好きな、懐かしい歌を、静かに、ゆっくり、歌ってごらん♪』

ゆっくり深く吸い込んだタバコと音楽のせいでだいぶ心が落ち着いてラクになった。

親父が他界してやれやれと思っていたが、親父の悪い部分を受け継いでしまったらしいヒステリックな妹。これからはそれをなんとかしなきゃならないのだろうな。

希死念慮がある僕に、神様はいつになったら平和な日々を与えてくれるのかな。

まぁ、こんな僕のしんどいポストを読んで、「こんな思いを抱えている人がいるんなら自分はマシな方かな?」と思ってくれたら幸いです。人の不幸は蜜の味というしね。

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