画像生成ツール調べてみたの記事
0.はじめに
トヨタコネクティッド株式会社 先行企画部 新技術開発G所属のHalufy(ハルフィと呼びます…)です。
生成AIが画像を生成してくれて、ホームページやパンフレットが少し華やかに作れるようになってきていますよね。
それだけではなくて、生成した画像の補正やトリミング、色彩調整、追加で書き込みなどもできる、画像のカスタマイズ、というか編集、をできるツールもあるみたいですよね。
今回は、そんな画像生成AIに関連するツールを調べてみました。
1.目次
2.画像生成AIツール
2-1.DALL-E
Chat GPTを開発したOpneAI社によって作られた画像生成・AIイラスト自動生成サービスです。
こちらは、ChatGPT Plus という有料版(月額20$)のChatGPTから使うことができます。
ここでのやりとりについては別記事にも書いていたりもするので、もしご興味あれば。。
また、Chat GPT Plusで生成した画像については、商用利用可能となっています。
そのほかにも、Microsoftが提供するBing Image CreatorがDALL-E 3を利用して画像生成してくれるので、無料で使いたい場合はBing Image Creatorを利用してみることもできます。
Bing copilotとのチャットのやり取りの中で、Bing Image Creatorが使えて、それが画像を生成してくれるのですが、そこで使われているのがDALL-Eなのです。
ただ、Bing Image Creatorで生成した画像は商用利用できないみたいですね。注意です。(2024/2/27時点)
2-2.Stable Diffusion
こちらは、本格的にイラストをやりたい人向けのツールみたいです。
無料で始められるかつ、無料で上限なく使用できるそうですが、エンジニア知識も必要になってくるようです。
Stable Diffusionで作成された画像は商用利用も可能とのことです。
2024/2/27時点では、Webサービスの形態のオープンβ版としてDreamStudioを公開しているようですね。
月額制の料金プランは存在せず、画像生成1枚ごとにクレジットを消費するタイプみたいです。
10ドルで1,000クレジット購入できて、クレジット使用量は生成する画像ごとに異なる、とのことです。
アカウント作成時に25クレジット付与されるので、最初は無料で約125枚の画像を生成できることになりますね。
Clipdropというサービスも展開しているみたいです。
無料プランと有料プランがありますね。無料プランでは1日400回の生成が可能みたいです。
DreamStudioはより画像生成に強みを持ったサービスで、Clipdropは画像編集などの多彩な機能も持ったより汎用的なサービスになっているようです。
そのほか、Hugging Face、Mage.space などでも利用可能だそうです。
Hugging Faceでは無料かつログイン不要で利用でき、Mage.spaceでは無料で利用可能で、有料プランも用意されていますね。
2-3.Midjourney
こちらは、画像生成に特化したツールになっています。
高機能AIと簡単な使い方で、芸術的にクオリティの高いものが生成できることが強みなようですね。
Midjourneyを利用するためにはDiscordのコミュニティに参加する必要がありそうです。
Discordは米国に本社を置くDiscord Inc.が開発したチャットアプリなんですが、MidjourneyはそのDiscord上で動作するようなので。。
ただ、日本語対応していないみたいなんですよね…。
料金については、以前は無料版が提供されていましたが、現在は有料版のみで提供されていて、月額10ドル(年間契約の場合は月々8ドル)からとなっていますね。
https://www.midjourney.com/home
2-4.Adobe Firefly
テキストから画像生成、画像拡張、3Dから画像生成、などなどができる機能多彩なツールみたいです。
無料プランと有料プランがあって、無料プランでは月に25枚のジェネレーティブクレジットが付与、月額680円の有料プランでは月に100枚となっていますね。そのほか有料プランだと、Adobeフォントの無料利用、Fireflyで生成された画像にウォーターマークが表示されなくなるなどのメリットがありそうです。
他のAdobe製品の、Photoshop、Illustrator、Adobe Expressなどでも、Fireflyによる生成AI機能を活用することができるそうです。
3.いろんなサービスの一部として画像生成AI機能もあるツール
3-1.MyEdit
画像生成・編集および音声編集ツールみたいです。プラウザにて利用可能です。
機能が多彩で、それでいてシンプルな使い勝手、という特徴があるようですね。
無料プランで利用できる機能も多いそうで、でもただ、無料プランだと、作成した画像のうち保存可能な枚数は1日1枚になるみたいです。
有料プランの料金は、写真編集機能のみであれば1か月880円、12か月契約では1年間6,960円となっていますね。
MyEditで作成した画像やコンテンツは商用利用可能とのことです。
スマホ版もありますが、そちらはVivid AIという名前になるみたいです。
3-2.Canva
デザイン編集やホームページ作成など、様々な機能を取り揃えたツールですね。
その中の一つに画像生成機能もあるといった感じです。
生成AIを使って、画像生成だけではなくて文章作成や音声生成なども、外部サービスを利用することで可能にしてくれていたりもしますね。
無料で利用可能で、商用利用も可能とのことです。
4.おわりに
MyEditやCanvaなんかは、手軽に使い始められる感じがありますね。
もっと細かく作り込みたい、ってなった時には、専門の画像生成ツールを使っていくと良いのかもしれません。
ここで取り上げたツールの他にも、結構いっぱいツールがありましたので、調べていくと、それだけで「なんか面白いな〜」って感じられるかもしれません ^ ^
ではでは。
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