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ネコが可愛いのでカエルにする


この世でいちばん可愛い生き物は、自分自身でもイヌでもクマでもペンギンでもなく、ネコだ。

ところで蛙化現象という言葉を知っているだろうか。

自分が人間であることを忘れてカエルを偏愛する症状のことだ。この病気に冒された者は、長いカエル生活のために次第に言動がおかしくなり、最終的には死に至るという恐ろしい疾患である。

嘘だ。

蛙化現象とは、好意を抱いている相手が自分に好意を持っていることが明らかになると、その相手に対して嫌悪感を持つようになる現象を指す心理学用語のことだ。

この言葉の由来は、グリム童話の『カエルの王様』から来ている。

この話も今回はどうでもいい。

ネコが可愛いので編集でカエルにする。


今日するのはそれだけ。

こんな記事で何か得られるものがあるだろうか。

こんな記事が誰に読まれるというのだろうか。

それでも読んでいる人のために何か有益な情報を提供しなくてはいけないのだとしたら、このことを頭に入れておいて欲しい。


ネコが可愛いということ以外に、この記事で得られる情報は無い。

ネコが可愛いという情報以外に、この記事から得られる情報は何もない。

こんな記事に誰かの人生を変えるほどの力があるというのなら、むしろ教えて欲しいくらいだ。

そんな力を持て余しているのなら、その力を別のことに使った方がよほど有意義であると主張するまでだが──それはさておき……ただひとつ確かなことがあるとすれば、ネコは可愛いということだ。


ネコが可愛いのは大前提である。

さて──とどのつまり何が言いたいのかというと、こんな記事を読むより目の前の異性を口説くことを考えた方がよっぽど有意義なのではないか、ということである。

もともと「かわいい」という言葉は「


おまいら「はじめろ~~~~~~」



ここに一匹のかわいいネコちゃんがいます。

切り抜かれました。

お絵かきアプリの「アイビスペイント」に貼り付けます。

耳を優しくならします。

あたまの位置を優しく落とします。

フォルムをカエルに近づけます。

もっとカエルに近づけます。

さらにもっと。

もっと。

色をカエルに近づけます。

影をつけます。

目。

口元を慣らし、カエルに近づけます。

カエルになりました。




さて、画像編集でネコがカエルになりました。

どうですか、あなたの時間はこうして減っていくんですよ。あなたの余命はこうして減っていくんですよ。

そして、僕はあなたよりも人生を無駄にしている。

ネコが可愛いから編集でカエルにするという愚行によって、誰かの人生を無意味に食い潰していると知りながら、それでもなお僕は編集でカエルにするのだ。

そうしてあなたはこうしてnoteを開いてしまうのだ。


まったく迷惑な話である。




(ここまで読んでくれて本当にありがとう)



ネコカエルのコラ画像をもってこの記事を締めくくらせて頂く。

ご清覧ありがとうございました。



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