人間の脳は忘れる。10年前遊んだゲームや読んだ本の記憶を、補正なく思い出せる人はいないと断言できる。 10年前のゲームの感想を今思いだそうとしても、その情報は現在の自分が思い出した内容であり、到底当時の感想そのものではない。しかし、他ならぬ自分の感想で思い出したものが正しいはずだし確かに当時感じた気がするなと、いつの間にか内容がすり替わっていくのが感想というものである。 「時の流れの中で自分の感想が歪み、その歪みすらを事実として再認識する」という現象の後ろ部分、"誤認識の
僕がホロライブを見始めた本当に一番最初のきっかけはホロライブJPではなくホロライブENの切り抜きだった。具体的にはキアラがぐらに日本語を教えている配信だったと思う。 その時点ではVtuberに興味もなかったし、そんなカルチャーが生まれていることすら知らなかったのだけど、英語の勉強にもなりそうだし声が可愛らしくて耳触りが良いしということで時々流し見をするようになった。 そもそも配信者の配信というものを見てこなかったのもあり、配信はどれも新鮮でおもしろかったので勉強とかそっちのけ
noteでの文章はなんとなく毎回文体を変えて書いていた。ギルティギアの記事は論文のように堅めに検証の結果を書いた。すいちゃんのたいよーアンチまとめはもっとカジュアルに雑誌の特集のように。最終回恐怖症の話はエッセイ風の文体を意識した。 じゃあ次は普段あまり書かないし見ることもない、ティーンエージャー風の文章(?)や、やたら改行の多いブログ記事風にでも書いてみようかな、とおもったのだが、全く文体をイメージできず書くことができなかった。 アウトプットというのはあくまで大量のイン
FactorioのOverhaulModであるKrastorio2を導入してマルチを開始したがゲーム内にModのプリセットリストが存在せず、何を導入したか分からなくなり後の再現が難しそうだったためメモ書き。 記載順はゲーム内のModリストの順をベース。 Krastorio 2 / Krastorio 2 Assets 大型Mod本体。本編に多数の要素を追加し新鮮さがありつつ難しすぎない。さらにマルチへの対応について制作者の言及があったのでメインの追加Modとして選択。
子供のころから「最終回」に特別な思い入れがあった。 朝起きては新聞のテレビ番組表を眺めてアニメタイトルに付随する🈡️の文字を探す。アニメの最終回だけを集めた「最終回ビデオ」に録画をするためだ。 見たことのないアニメでも最終回だというだけで録画していたため、話のあらすじすら分からず見ても意味がわからずおもしろいはずもない。実際、見ておもしろいと思っていた憶えはなく、録画するだけで見返した記憶もない。 「最終回」はそれまでの物語の積み重ねを清算するためのもので、それまでの話を見て
通常ダメージとアビリティダメージを可能な限り上限に張り付かせるようにジーンを装備するのが基本的な方針。 通常ダメージはおよそどのキャラでも橙ジーン2個分(+100%)程度で上限に張り付くが、アビリティダメージは技によっては上限までが遠くすべての技を上限に近づけようとするとできるだけ多く橙ジーンを積むことが必要になる。 そのためつけられるスロット12枠すべてに橙ジーンを載せて、なおかつ補助効果のジーンを第二効果でうまく組み合わせるのが最終的な目標になる。 基本構成 クリ確率
Baldur's Gate 3はTRPG『ダンジョンズアンドドラゴンズ(以下DnD)』で長年培われた世界設定をそのまま下地に活かしているのでDnDの世界設定を理解するとゲームがよりおもしろくなります。 ゲーム自体のネタバレは基本的にありません。DnDの共通知識でありBaldur's Gate 3でも知っているものとして扱われているので知らないと話が分かりづらいこの世界の常識をまとめています。 Dungeons and Dragons 共通設定Baldur's Gate Sw
読めなくても一度覚えれば次は読めるの精神 クリアまで随時更新予定 sigil 西洋魔術で使われる図形 swirl 渦巻く erratically 不規則に malfunctioning 故障中 sleight of hand 手先の早業 acquaintance 知り合い nautiloid オウムガイ。BG3ではオープニングで乗ってた巻き貝戦艦 excruciating 耐え難い ceremorphosis DnD用語。オープニングに出てきた幼虫みたいなや
ホロライブ所属のVTuber、"すいちゃん"こと星街すいせいの「太陽嫌い」な歌詞をまとめてみました。星・夜・街なイメージを持つすいちゃんですが、そこまで太陽を目の敵にする!?というほど、持ち曲の中で太陽に対する否定的な歌詞が登場します。反骨気質のあるすいちゃんなので、主権力の頂点のような太陽が嫌いなのはむしろ完全に解釈一致なのですが、こんなに太陽アンチしてたか~と驚くほどなのでぜひご覧ください。 ※「太陽アンチ」と強い言葉を使っていますがネタです。「すいちゃんって太陽をいつ
FCスーパーマリオブラザーズ (2023/01/16) みこちがアクションゲームをやると取れ高しかない、を体現した回。 「マリオほとんどやったことない」とは言ってたけど、現代にここまで下手で新鮮なマリオのプレイを見れることに感動した。最初のクリボーがちゃんと敵として機能してるの初めて見た。 1UPを追いかけては穴に落ちる、蹴った甲羅は跳ね返って自分に当たる、それ以外にもレベルデザインのお手本としても挙げられる「1-1」をしっかりと制作者の意図通りに死に、成長して、踏破して
格ゲー経験ほぼゼロからギルティギアストライヴ-ランクタワーの天上階(目前。あと1勝…todo:行ったら消す)まで行き、自分の上達の全体過程を確認できたので言語化してまとめます。 やるべきことを明確にすることで周りの初心者の天上階への登頂を布教する目的もあります。 「操作のまとまりを、たくさん修得して、大きくして、組み合わせる」 格闘ゲームにおいて、絶対的な自分の強さの値が確認できないので何をもって上達と言うかは難しいですが、自分の練習の過程の中で練習後勝率が上がりやすかっ