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新居建てるよ!<13>

4月18日(月)
設計事務所からメールが来た。
2件の物件について、現地を見てくれていて、詳細を確認してくれていた。

最初の物件については
「敷地前面道路の勾配が15%を超えているので、雪の日や雨の日は注意が必要」で、更地ではあるものの、擁壁を作り直すとコストがかかるとのこと。

2件目については、
「高低差が多少ありますが、日あたりはとてもよさそうなところがいい点」で、家が建っているので、その解体と擁壁にコストがかかるということだそうだ。

いずれにしてもコストは掛かるということで、そのコストがいくら位で見ておけば良いのかが、全く想像できない。
家の解体費用はWEBにいくらでもでているのだけど、擁壁の造成って全くわからない。

たぶん、延床面積での相場

わからないままでは何も進まないので、設計事務所に聞くことにしよう。
と、その前に良さげなサイトを見つけたので、勉強しておく。

解体などにコストが掛かるのはわかっていて、土地購入費用とは別にある程度は用意している。
要するに程度問題なのです。

で、設計事務所に打ち合わせに行きたいので・・とアポを取った。
「プラン制作に2週間ほどください」と・・
まだ、コストの問題残っているし、コストの詳細聞きたいし、プラン(たぶんこちらの要望を入れたかんたんな設計)なんか進めてしまっていいのか??

息子と相談したら、彼が言うには、プランを作らないとコストもわからないし、全体の金額が出てから擁壁や取り壊しの費用が出るかどうか判断するのではないか?・・と。

ああ、たしかにそれは言えるなぁ。
よし、おまかせしよう。
読者の設計士の方々もそうなのですか?このやり方がスタンダード?


5月1日(日)
設計事務所で打ち合わせ。
今の所一番の候補地について、設計プランを作ってくれていた。
まだ、大ラフの状態ということだが、建築面積、建ぺい率、容積率を目一杯活用した、オーソドックスだが使いやすく、こちらの要望を入れた良いプランだった。

ほぼ平坦だけどゆるーい傾斜地なので、車椅子生活のために、土地の中でも一番高いところにガレージと玄関の、ほぼ傾斜なしでの設計。

建ぺい率、容積率が40%、80%の低層住宅地なので、建ぺい率ぎりぎり。
その代わり、庭を大きくウッドデッキにして、ガレージもクルマ2台が余裕で置けるスペースが有る。

残念ながら長年の夢であった、インドアガレージや作業部屋は取れない。

担当の設計士はこの事務所の社長で、色々なメーカーに顔が利くらしく、キッチン、洗面、浴室の設備は驚くほどの割引率で入手可能だ。
ハウスメーカーに発注すると、その選択肢は狭くなり、割引もそれほど大きくないので、それだけでも設計事務所(特にここの)と一緒に新居を作るのは正解だと思う。

もともとはカタログの一括請求で知った会社だけど、この縁はラッキーとしか思えない。

カタログの重要性は大きいし、過去の実績の建築デザインが、ピッタリと好みに合ったから。
しかも息子も同じように感じたらしい。

今回、このプランはブラッシュアップしていかなければならないけど、この土地の立地や街並みも含めて気に入ってきたので、土地の取得に動いてもらうことにした。
前にも書いたけど、土地の購入手数料はかからない。しかも、値引き交渉もお願いできるのでありがたい。

こういった設計の第一段階でもある仮設計を見せていただけると、全く想像できなかったイメージが、頭の中にぼんやりでもできてくるから、ほんとうにありがたい。
こういうのを見て「洗面所はここではだめ?」「キッチンの形は後のほうがいい」などと、具体的に話が進み始めるのですね。

心配していた、現状の家の解体撤去費用と、造成費用は、まあなんとか許容範囲に収まりそうで、一安心。

並行して、息子の住宅ローンの手続きが必要になるよ。
次はフィナンシャルコンサルタントとローンの相談。これはリモートで。

つづく

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