ラーメンといえば・・・

 先日、朝のテレビニュースをぼんやり視ていたら、「ラーメン支出日本一奪還へ向けた山形市の取り組み」を紹介していた。

 山形市は、前年に支出額日本一の座を新潟市に奪われたことで発奮、「官民を挙げて取り組みを強化していた」そうだ。結果的に2年ぶりの返り咲きを果たして、おじさんたちが抱き合って喜ぶ姿を紹介するメディアもあった。

 一緒に視ていた長男がボソリと「へー、とんこつラーメンの福岡、とかではではないんだねえ」と関心を示す。

 なるほど。とっさに「ラーメンといえば福岡」と連想されちゃうのか。

 この調査では、餃子をめぐって宇都宮市と浜松市が例年のように“死闘”を繰り広げていたように思っていたが、今年の結果は「2年連続で宮崎市」だったとか。

 こちらでも、私のアタマの中では「餃子の街・宇都宮」が刷り込まれている。そういえば数年前にたまたま訪れた際には「お、お土産に餃子でも買うか」と思いついたものだ(結果的に購入したかどうか、忘れた)。

 ことほど左様に、名物というものは人々の意識に浸透するのだな。観光業的町おこしと市民の一体感のためにやっきになるのも仕方がないのか。
(23/2/19)


 

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