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ことしは蝶が多い

 朝はジョギングだけでなく、雨が降っていたり荷物が重かったりしない限り3駅3キロ30分を歩いて出勤する。このところ、そこで蝶が舞っているのを見かけることが多い。ひらひらと舞い飛ぶ姿はなんとも可憐で、悪くないものだ。去年まではほとんど見かけていなかった気がするので、不思議なことだと思う。

 そういえば以前、「蝶の道プロジェクト」という立て札が立っていたこともあるが、最近は見かけなくなった。あらためて周囲を見回すと、歩道沿いにはプランターに植えられた花が結構多いので、こうしたプロジェクトの“名残り”なのかもしれない。

  夏に毎年大合唱しているセミも、ミンミンやシーシーやカナカナの“配分”が年によって微妙に違う。アメリカの「17年周期ゼミ」もあることだし、蝶にも出現率のバラつきがあるのだろうか。

 あるいは。

 なにしろ「ボーッと生きてる」ので、これまでは蝶の存在に気づかず、ことしになって視界に入ってきただけか。いったん見えてくれば、これからはもう見逃さないと思う。
(22/7/24)


 

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