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キャラクターとしゃべり方が大切だ

 2日連続で大谷翔平選手ネタになる。

 インスタグラム上の“電撃結婚発表”の翌日にあたるきのうの朝6時すぎ、筋トレなどの朝タスクこなしていたところに「【ライブ】大谷翔平選手結婚会見 お相手は日本人女性」とのスマホ通知が入る。慌ててテレビをつけるとちょうど囲み取材が始まったところである。

 ふむ、みんなが知りたかったお相手についてはほとんど明らかにされなかった。まあ、仕方がないだろうが、「一般の方」って、皇族と芸能人以外はみんなそうなるけどな。

 取材対象がスポーツ選手なので、マスコミ側は下世話な質問はしないのが不文律。「プロポーズの言葉は?」あたりを聞いた記者はなかなか“頑張った”ほうである。

 会見(囲み取材)は数分間。もっと短く切り上げてもよかっただろうに、そこそこ丁寧に対応していたところにお人柄がにじむ。というか、人気商売だからあまりにそっけない対応はできないし、欲求不満を残して報道陣の取材意欲に“燃料投下”するよりは、このネタにはここで区切りをつけるのが得策なのだろう。正しい判断だと思う。

 職場でもさっそく話題になった。60代半ばのスポーツ紙出身のおじさんは出社するなり開口一番「『みなさんがうるさいから』とか言って、酷い会見だったみたいね」と。聞けば、映像を見ていたわけではなく、文章になったものを読んだという。これに対して、実際に見ていた私や50代のおじさんは「え?映像ではそんなことはなかったですよ」という感想になる。

 そう、文章に書き起こすとどうしても素っ気ない印象になってしまうのだった。言語以外の、声のトーンや表情というノンバーバルコミュニケーションの大切さを実感する。

 大谷選手については、我々には無意識にこれまでの態度、人柄、そして文句のつけようのない競技の実績が刷り込まれている。現在の大谷翔平の好感度はMAXだから、悪い印象を持ちようがないのだ。

 その点は某ナルシストスケーターとは大違いなのだが、ま、これ以上書くのは自粛しておく。
(24/3/2)

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