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これも立派な“ハラスメント”

 「Z世代が“おじさん”を感じる顔文字」という記事が出た。

 親しい関係にある方へのメールやメッセージで「m(_ )m」や「(^^;)」を多用している者として、しみじみ「なるほど、やっぱりそう見えるんだろうなー」と思う。

 それにしても、あらためて眺めてみると文字を組み合わせて人間の表情を作るという顔文字は、パソコン時代の秀逸な発明だ。ちょっとしたニュアンスとお茶目さをうまく仮託できてしまう。そこがそもそもおじさんっぽい考え方なのだろうが。

 私はLINEのスタンプも同じ感覚で使っているが、もう若い人たちはあまり使わないのか?

 そういえば、若い頃はおじさんたちが流行りものを必死に取り入れてみせる姿を痛々しく眺めていたものだ。めぐりめぐって、それは顔文字を多用している今の自分の姿なのだろう。

 使っている方は「コミュニケーションのひとつ」と思っていても、相手が不快に思えば、それはもう立派な「ハラスメント」。セクハラと変わらない構図だな。

 「文は人なり」である。こういう生き物が書いているのだから、これはもう仕方がない。

 どうか広いココロで許してやってくださいm(_ _)m。お約束の顔文字で〆ておく。
(22/8/24)

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