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「均質」と「同調圧力」

「均質」…成分や密度、また品質などにむらがなく一様であること。また、そのさま(コトバンク)。

「同調圧力」…集団において、少数意見を持つ人に対して、周囲の多くの人と同じように考えて行動するよう、暗黙のうちに強制すること(コトバンク)。

なぜ、私が突然このような記事を作成したのか。それは、先日、定期的に通っているカウンセリングでこの二つの言葉がキーワードとして挙がったからです。

聞かれたことでの初めての気づき

心理士さんにブログを書き始めたということを話し、それについての会話が膨らみました。その中で、前回の記事で、箇条書きで私の今までの出来事を書き出してみたことを伝えました。そして毎回お決まりのように聞かれること、「その記事を書いてみて何か感じたことある?」。

ほぼ無意識にただ記憶をたどって書いていたので、特に感情や思考が目まぐるしく駆け回っていたというわけではなかったのですが、一つ気づいたことがありました。それは「〇年生の時は不登校だったという記憶で塗り固めていたが、よく考えてたら学校に登校できなかったのは各々1ヶ月程度で、あとは別室登校をしていた」ということです。

別室登校が「できていた」

上記を思いついたように心理士さんにぺらぺらと話し、別室登校のときに何をしていたのか聞かれたので話が膨らみました。小3のときは若い講師の先生と折り紙をしたり絵をひたすらかいていたなあ…。小5は一日のスケジュールを立てて、相談員の先生が持ってきてくれたイラストパズルとか、レイトン教授のゲーム内にあるクイズを問いていたなあ…。中1はひたすら一人で自学をして、クラスの授業スピードとか全く関係なしに自分のスピードで進めていたっけな…。色々思い出されました。

そこでの心理士さんからの言葉、「机に向かって物事に取り組むことができていたんだね!」

衝撃でした。親や親戚からは常に見下され、生きる価値を否定されてきたので、自分は間違ったことをしているとつい最近まで思っていました。私にとって当時は自分自身の汚点であると常に感じていました。

あの空間が苦手だっただけ

なぜ私は教室に行くのが億劫だったのか。恐らく、いじめを受けてから対人関係が苦手になっていたのだと思います。学校はどうしても、人の前に立って明るく振る舞える優等生が優遇されます。クラスメイトと協力して一つのことを成し遂げると評価されます。私はそれができませんでした。

私は小中と、世間で言われるインキャでした。友達が少なく、授業中に音読するだけで緊張で死にそうになる。行事がめちゃくちゃ嫌い、休み時間につるむ友達がいないから嫌い、給食で同じ班の人と会話するのもつらい。

そうなると、いくら5教科の成績がよくともお荷物扱いされます笑 授業中に挙手できないだけで通知表が5貰えないもんだからほんと嫌でした。先生方からもよく思われてなかった。

この話の流れから、心理士さんに「均質、同調圧力があなたは苦手なだけで、能力はあるんだよ。だって大学に進学して楽しい日々が送れたでしょう?」と言われたのでした。

コロナウイルスが流行ったこのご時世、日本人は特に均質・同調圧力がある人種だということが話題となったようです。

社会人になった今どう対応していくか

残念ながら、私の職場は、均質を求められ、同調圧力があるように思います。昔ながらの古臭い年功序列で、男性社会だからです。

私が休職したきっかけのストレスはそれとはあまり関係ありませんでしたが、諸先輩方の話を新人ながら聴いていると感じる時がありました。今後復職して、仕事もどんどんこなせるようになればぶち当たる時が来るのでしょう。

そこで私は、どうしよう😭となりました笑 復職するまでに少しでもヒントを得ようと思い、現在通所している復職支援施設でのカリキュラム内で、他の利用者さんに聞いてみました。利用者さんは幅広い年齢層がいらっしゃるので、様々な回答をいただきました。

まだ、私が均質、同調圧力に対応できるようになる方法は見つかっていませんが、私の中で大きな気づきとなり、成長へつながると感じています。




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