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クリエイターがnoteをブログ代わりに使うメリット

オウンドメディアやブログがブームの中、発信手段としてnoteを選びました。ブログとしての機能を果たしつつもブログとは異なるnote、どちらかというとブログとツイッターの真ん中という印象。海外メディアではMedium(プラットフォーム)やPatreon(クリエイターサポート/課金システム)に近い印象です。

ビジネスモデルや伸ばし方も黎明期にある中で、発信ベースにnoteを選ぶ選択はリスキーかもしれません。プラットフォームに慣れたこともありますが、noteのブログとツイッターの真ん中というちょうど良さがすごく気に入っています。

川添ユウキさんの言うように、noteを公式サイトにしてしまうのはアリなんじゃないかと思いました。特にデザイナー・イラストレーターにとっては強力な武器になると思います。ビジュアルデザイナーの視点からnoteの良いところを書いてみます。

更新頻度とメンテナンス

クリエイターのメインプラットフォームはポートフォリオサイト、併設であると嬉しいのがブログというのが理想のスタイルではないかと思います。特に実績や作品クオリティを見せる場であるポートフォリオではデザインやユーザビリティにも凝る人も多いのではないでしょうか?デザインを気にせず始めてみるのが許せない気持ちはよくわかります。許せなさが行き過ぎた結果、私のポートフォリオサイトはテンプレートを使いながらほぼフルスクラッチで書く結果になりました...

ブログのプラットフォームとしてよく紹介されるのは、はてなブログとWordpressの二種類です。デザインやカスタマイズを凝りたい人にはWordpressがオススメ...ですが、試してみて個人的にはめちゃくちゃ使いにくかったです(使い方わかってない説あり)。全体的に目的の作業にたどり着くまでにクリック数が多すぎること、PHPが書けなければ自由度が大して高くないことが理由で3回ぐらいブログを始めてはイヤになりを繰り返しました。

厳選した作品を載せるポートフォリオの更新頻度が月1回だとしたら、noteやブログは更新頻度が断然高いです。なので使い勝手が悪いことは致命的です。工数が少ないこと、使い勝手が良いこと、デザインがちゃんとしていることの3つが成立しているnoteはクリエイターにとって痒いところに手が届くプラットフォームでした。

とりあえず始めやすい作りになっている

先ほどnoteはブログとツイッターの中間というように書きました。とりあえず始めやすい構造になっているのがすごく有り難かったです。ツイッターは短い発信を非常に高頻度で、ブログはnote同様に中〜長文をそこそこの頻度でという構造です。早いうちにツイッターが苦手なことを実感したので、違うプラットフォームを、と思っていたのですが、ブログに関しては書く以前に書くに至るまでが面倒くさいことは前項で書いた通りです。

noteはブログよりも気軽でツイッターよりも時間的コミットメントが低くて済みます。本職へのフォーカスを減らすことなく気軽に発信できることは、作品だけでは可視化されにくい「人となり」を伝えるサブ武器として最強です。

コミュニティ構築の土壌

ブログとツイッターの中間というnoteのポジションはコミュニティ作りについても言えます。誰も自分を知らない状態からSEOを制し、検索経由で集客を始めるのがメインのブログに対して、ツイッターはプラットフォームが決定づけられている上に利用者が多いのでコミュニティを作りやすいです。noteはブログというフォーマットを取りながらツイッターに近いコミュニティ構築が可能です。アーカイブの側面がしっかりしていること、「つながる」ことを重視していることは、言いたいことをまとめて言える長さのエントリとかけ合わせると非常に強いです。

まとめ

noteはブログとツイッターの良いとこどりをしているプラットフォームで、クリエイターにとって作品だけでは可視化されにくい「人となり」を伝えるサブ武器として最強です。中〜長文をそこそこの頻度で書ける、というブログの良さと、利用者が多くコミュニティを作りやすいツイッターの良さを兼ね備えています。

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