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日本の片隅でヲタクやってます

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  • 煎茶の読書感想文

    わたしが読んだ本について書いているnoteをまとめています。

最近の記事

BKBさんの『電話をしてるふり』買いました('ω') ゆったり読もう。

    • 『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んで

      半年ほど本棚に眠っていたこの本を、やっと手に取って開いた。 「読むと、気分が沈む」と聞いていたので、なかなか手が動かず、先延ば~し先延ば~ししていた。 この本がどのようなジャンルの本かは、あえて書きたくない。まだ読んでいない人が、固定観念にとらわれると思うから。 強いて言うならこの本には、82年に韓国で生まれた、空想の女性の、伝記みたいなものが書かれている。それ以上でも以下でもない。読者は、この空想の主人公女性がこれまで体験してきたことを時系列的に知ることができるだけの

      • progateで2週間プログラミングをしてみた感想

        夏休みになったので、何か生きた成果を出すため、プログラミング学習サービス『progate』をやってみることにした。情報系の学生だし、プログラミングのひとつやふたつ知識がある方がいいかな、と思って。『progate』ってどうなんだろうと思っている人には参考にしてもらえたら嬉しみ。 基本プログラミングスペックまず、私のプログラミングに関する基本スペックは以下の通り。 ・大学でプログラミング学んでる(C言語は結構やった。もう忘れたけど) ・pythonはprint程度 ・per

        • 『「やりがいのある仕事」という幻想』/ 森博嗣 読了

          母におすすめされて、買ってもらった、「やりがいのある仕事」という幻想』を読了。 この本の中身を雑に表現すると、「仕事にはお金を生み出す以外に特に意味はなく、ましてや『やりがい』を仕事に求めるのは大変アホくさい話である」ということ。 両親の、特に母の教えのおかげで、私は仕事にやりがいを求めることはないと思う(まだ働いていないので知らん)。少なくとも、働いた分、お給料がいただければよいと思うタチの人間である。できるなら、働きたくない。"遠い親戚のおじいさんが大富豪で、会ったこ

        BKBさんの『電話をしてるふり』買いました('ω') ゆったり読もう。

        • 『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んで

        • progateで2週間プログラミングをしてみた感想

        • 『「やりがいのある仕事」という幻想』/ 森博嗣 読了

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        • 煎茶の読書感想文
          4本

        記事

          『マインドトーク』を読んで

          みたらし加奈さんの著書、『マインドトーク あなたと私の心の話』を読みました。 みたらし加奈さんのこれまでの人生、どんなことが起きて、今の加奈さんを作っているものは何なのか、それを知ることができる一冊です。最初から最後まで、やさしい言葉遣いで紡がれる文章。それでも加奈さんが直面する出来事には残酷なものもありました。心から乗り越えられたからこそこうやって表現することができるのだと思います。 加奈さんの人生と私の人生は、はっきり言って全く違う世界線にある。出来事として共感できる

          『マインドトーク』を読んで

          儚い"卒"わりとそして始まり

          この春、わたしは大学を卒業した。 こんな状況なので、大学の卒業式は開催されず。 「じゃあ!また!卒業式でね!!」 こう言って別れた同期が沢山いた。 卒業式が "当たり前に" あるときは、面倒くさい行事の一つでしかなかった。長い校長先生の挨拶、謎の起立礼、合唱。写真撮ったり泣いたり笑ったり。疲れるし。 こんなにも卒業式が恋しいと思うとは。卒業式がないと、区切りがついていない気がして、前に進む気持ちになれない。 幸い、大学で一番仲良くしていた友人たちとは、最後に家でピザパ

          儚い"卒"わりとそして始まり

          劇場版「おっさんずラブ」はBL映画じゃない。愛するとは、共に生きるとは、家族になるとは。

          先日8月23日、待ちに待った『劇場版「おっさんずラブ」』が公開され、早速見に行ってきました。「待ちに待った」と言うぐらいなので、世間的には熱狂的ファンというヤツなのでしょうか。確かに、オフィシャル本もシナリオ本も買ったしドラマも反芻して楽しみました。それだけ、楽しみにしていたんです。こんなにもドラマにハマって映画を楽しみにしていたのは、「SPEC」以来です。 「おっさんずラブ」は「普通の愛の話」だ。「おっさんずラブ」って題名だし、映画の概要では『1人のダメ男をその上司(男)

          劇場版「おっさんずラブ」はBL映画じゃない。愛するとは、共に生きるとは、家族になるとは。

          メモの魔力を読んで

          SHOWROOM社長、前田裕二さん著『メモの魔力』を読みました。 急に話が変わりますが、私は本を読むのが苦手です。小学生のときには、毎週地域の図書館に行き、たくさん本を借りては読む生活をしていました。でも、中学生のときに本を読むのを辞めてしまうと、高校生のときには読めなくなってしまっていました。 このことをずっと、悩んでいました。本を読んで楽しかった思い出はあるのに、それができなくなってしまっている。どうにか治したいなと思っていました。 「思っていた」だけだったのです。

          メモの魔力を読んで