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サステナビリティ・アンバサダーが語る!~キックオフ編~|社内報 HAKUTEN COLOR

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※この記事は、過去に社内公開した内容を、note用に再編集したものです。

4月28日にサステナビリティ・アンバサダー9名を集めて、1日がかりでキックオフを実施しました!今回はアンバサダーの中から、山口さん(人事総務部)と高田さん(中部営業所)の2名と、当日ファシリテーターとして参加した白川さんに、キックオフの感想や気づき、これからの展望について語ってもらいました。

アンバサダーに選ばれたきっかけとは?

山口「ある日、上長の高比良さんから『サステナブルって興味ある?』と聞かれて、そのときは『無縁です』と答えたんですが、その次の日にアンバサダーに選出されました(笑)。

 最初はどんなことをやるのかと思っていたんですが、無縁と思っていたような自分がどう関わっていけるのかと面白く考えています。あと、経営本部の一員としても、仕事の一環で取り組みやすいかもと感じています。」

高田「僕はユニット4(西日本事業所・中部営業所)からの選抜なのですが、実は西日本のメンバーからも手が挙がっていて、最後は2人の話し合いで決めました。自己成長の場として関わっていきたいとポジティブに思って手を挙げました。最後残れたのは、メンバーに山口さんがいると見つけて、山口さんへの愛が強い僕の方が勝ちました(笑)。」

▼キックオフのタイムテーブル

これまでのSB国際会議での取り組みの共有や、3つのワークショップの実施、駒澤大学の青木教授による講演等を行った。

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キックオフを終えて、率直な感想について教えてください。

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山口「若い世代が中心にワークショップを行うことはあまりなく、今まで味わったことがないような一日でした。これまで関わりがなかった人たちとも話ができたのと、サステナブルを自分の身近に感じられるようになりました。

白川「ワークショップを実施した中で、博展の”ラベリング文化”という言葉がキーワードで出てきたのが結構ショッキングでしたね。今までの先輩からすると親しみを込めていた認識だったが…実は社会から見ると、ある種レッテル貼りに繋がっているのかと。」

山口「そうですね。仕事柄、新人とよく関わり合うんですが、そういう際に”博展色”に僕自身も染まりつつあるということが意識できるようになりました。新人と話をするとき、多様な考えを受け止められるようになっていきたいと思うようになりました。

高田「僕は参加するまで、一方的に学ぶ場だと勘違いしてたんですが、ワークショップが中心で、自分自身がもっとリテラシーをあげていくことが必要だと感じました。同じチームだったファシリテーターの松浦さんからも、様々な意見を聞くことができ、いい意味で危機感を得られました。社員の中でも感度が高い人がいると知れたので、もっと社内の気軽な話題として出きたいですね。

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▲ワークショップ『博展のサステナビリティ課題の抽出』
博展のサステナビリティ課題を出し合い、ディスカッション、グルーピングをするワークショップ。ゴミ問題、ジェンダーや働き方等、多様な課題が抽出された。写真は山口さんの発表の様子。

特に印象に残っているプログラムやキーワードは?


山口「ファシリテーターの桑名さんから『僕たちでディスカッションした際には、ジェンダーや働き方という観点の意識が抜けていた』という言葉が印象的でした。博展は働きやすい会社だとは思うけれど、もっと働きやすさを求めていけるなと感じました。」

白川「元々いる人の考えが世間とはずれてきていると感じることはあるね。夜遅くまで長時間働くのが普通になっているとか。」

高田「僕も、ワークショップの『博展のサステナビリティ課題の抽出』が学びになりました。サステナビリティと言われて、環境問題とかCO2に意識がいきがちだったんですが、ノベルティの大量発注やジェンダー問題としてコンパニオンはどうなのか、社員のココロの健康の問題など、この業界ならではの意見が出てきて、とても勉強になりました。

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山口「メンタルヘルスへの課題については、キックオフが終わった後すぐに上長の田中さん、高比良さんにこういう意見があったと共有をしました。最初は、会社として取り組みを既にやっているよと返されたのですが、アンバサダーからの情報や意見を伝えて、それだけでは足りないという話をディスカッションすることができました。」

白川「うちのチームでその話が出てきたんだけれど、同じように会社としてやってると答えたんですが、『あんなんじゃ全然足りないです』という反応が返ってきました。社会全体が変わってきていて、博展の社内とのずれも生じてきているのではと感じた。ウォーターサーバーも出社する人数が少なくなって撤去されたけれど、我々世代だとそこまでインパクトを感じなかった。それについての意見も出てきていて、捉え方が違うのだと感じました。ないことで、どれだけペットボトルのゴミが出るかという、視点の違いを実感しました。」

山口「出てきた課題を、四象限にマッピングし直したんですが(画像参照)、”働き方”や”ジェンダー”等に関する課題を最初は<お金・時間がかかること×自社でできること>にマッピングしていました。しかし、これまでも時間が掛かるからと、後回しにしてきた項目だったのではと考え直し、<アイディアでできること×自社でできること>に自分たちの意思を持って配置し直せたことがとても印象的でした。

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これから取り組みたいこと、興味のあるサステナビリティ課題は?


山口「やはり人についてですね。働きやすさなど。若手が中心となるようなプロジェクト等も推進したいと考えています。」

高田アンバサダーができたことで、各拠点にサステナブルの輪が広がっている気がしています。この間、お客さんとノベルティの話があったときに、営業所長の河田さんからサステナビリティの観点で新規で作らず、流用しましょうという発言がありました。今後も会話や行動から、この輪を強固にしていきたいです。セミナーなどで得た知識も、会議で発信していきたいと思っています。」

山口「社内研修制度のCommunication Design Academia(CDA)の事務局をやっているので、サステナビリティに関するプログラムもやっていきたいと考えてます。」

白川「早く、みんなが外で使えるようなツールに落とし込んでいきたいと思っているのと、仕事へのヒントをこのプログラムから得ていきたいです。サステナビリティの文脈では、僕よりずっと若い世代の多くの人たちが先を歩いている。年齢など関係なく、フラットに会話ができる分野なので、自分もアウトプットしながら、アンバサダーからもインプットしていきたいですね。

読者のみなさんへのメッセージを。


山口「アンバサダーの目標にある ”自分で語れるようになる” というところは早く到達して、残りは興味をもってもらう仲間を増やしていきたいです。この記事読んだ人にも、ぜひ声をかけてもらいたいです。」

高田「まだ学び始めたばかりなので、一緒に学んでいきましょう。そして、学び始めるきっかけが、この記事だったり、アンバサダーの活動だと嬉しいです。そして、中部を博展一サステナブルな拠点へとしていきたいです!

白川「アンバサダーの活動に期待してほしいです。斜めから見ないで、ちゃんと正面から見て、自分たちのプラスにしていってもらいたいです。興味を持って、積極的に関わっていってもらいたいと思います。」

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ーインタビューありがとうございました。

編集後記「私自身もキックオフは今までにない観点の考えなどを知れて、はっとさせられることが多い一日でした。その後、家でのごみの分別方法を見直したり、商品を選ぶ観点が変わったりと、小さいながらも日々の行動も変わってきました。ぜひ一緒に学んで、世の中に胸を張れる会社にしていきたいです。(村松)」


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