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薄楽俊
2023年1月19日 17:39
2023年1月17日 18:02
雪しげき夜に肉体まとう君のゐて 赤裸々に吐く息の闇の花びら冬の恋 めいっぱいに身の詰まりたる蟹の爪 おわかれの乳房たわわにみのりけり この恋も山茶花散りおえるまで定型と自由律がまざっています。五七五を意識しつつ結局そうなれなかった句もある、ということかなあ。「蟹」は夏ですが、「ずわい蟹」「たらば蟹」などは冬の季語。3句目の「蟹の爪」はおせちの鉢盛のあれ。じつはこの句