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薄楽俊
2022年12月21日 23:27
アクアリームブルーの夜明けぼくが言葉を引き摺り出しいや、言葉がぼくを引き摺り出し現実という荒野がアクアリウムブルーの夜明けに現れる記憶の地平線に見えかくれするのは あれは音速で駆け抜けていく無数のモンゴル馬の立髪かそれとも君の髪の匂いかしかし昨晩 見たのは外に出ようと水槽の側面板にへばりついて仰向けにひっくり返った草亀だった逃げていく夢にまたがり消えてゆ
2022年11月27日 20:28
こんな夢をみたんです じつは私のようで私でないひとがきのう妻のようでつまでないひととわかれてきたようなんです きのうのようできのうでないひの海はおだやかでふたりはほんとうのようになかよくむつみあいはだかのまんまでまるで愛みたいなせっぷんをしてほらこのさくらがいはきみのかくれたところのいろだとわたしがいかにもわたしらしいいやらしいことをいうとおんなはあたかも