自分にとって絶対的な女神が存在していた男
ある日の朝、電話が鳴った。
姉からだった。
「お父さんが自殺したよ」
その言葉を聞いた瞬間に思ったのは、「私のせいだ」という思いだった。
父の最期母のことを書いた記事のとおり、私が結婚する時にはいろいろとあった。
その過程でなぜか父と母の関係がこじれたのは、夫婦の問題に巻き込まれた姉経由で知っていた。
正直、私自身は私の結婚の騒動の後の2人のことを全く知らないので、父と母の関係が、結局その後どういうふうになったかは正確には分からないが、2人がゴタゴタするきっかけをつくった