自分の可能性は自分が一番信じるべき①
「自分“なりに”一生懸命やっているんだけど…。」
「この環境や上司、仲間だと、どうせできない…。」
「自分は他の人と比べてさして優秀でもないし…。」
最近の若手や中堅層と向き合う中で、自分の可能性を自分で狭める発言を聞くことが多くなった。
本当に、あなたの可能性は狭いんだろうか??
本当に、あなたの可能性は狭いんだろうか??
最近、見聞きした話をいくつか整理する。
「マイナスに受け止めないモノゴトの捉え方」
とある経営者二人にインタビューをした際、どちらの方も「私は新人のころ、同期で一番ビリだった」「周りの上司、先輩からは“できない”人材だと思われていた」とおっしゃっていた。
しかし、二人とも目の前にどんな苦難や環境変化が待ち受けようとも、直面することを楽しんで、目の前のことから逃げなかった。
「変化や困難は自分自身の成長のチャンスだ!」
「関わる人たちが、自分のことを育ててくれる!」
「できないことができるようになることが嬉しい!」
この目の前のことを“楽しむ”ことで自分の可能性を広げてきた。
この可能性の広げ方は、ジョン・D・クランボルツの”計画された偶発性”の考え方につながる。
”計画された偶発性”を私なりに解釈すると、川下りのように目の前の業務やチャンスに身を任せ、その流れから逃げずに向き合う先に自分の可能性が広がってくるという考え。この
”計画された偶発性”という概念よりも、私は、その”計画された偶発性”を高めるためのマインドが重要になると思っている。
目の前のことに好奇心をもち、どんなことであろうとも楽観的に持続して向き合う。環境は放っておいたら変化するので柔軟に、でもちょっとした冒険を忘れない。
そんなキャリアの歩み方は、どんな環境下でもマイナスに捉えない、目の前のことを心から楽しむ姿勢こそが、自分の可能性を広げる。
次回は、プラスを生み出す可能性の広げ方を書いてみる。
株式会社hakumei CEO 高橋潤
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