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人が霞んで見える(視力じゃないよ)

なんのこと?と思われるでしょうけども、直感の類だと思ってください。

面と向かって紹介されたとしても、自分と結局は長続きしなさそうな人、おそらくこの時限りになりそうな人、「どうも沿わないな」と感じる人とは、会話を始める前から分かってしまいます。

昔はこれを自分自身の偏見から来るものだと思っていました。
経験が足りない故の、浅はかな決めつけだと。

でも違う。明らかに違う。
どう好意的に解釈しようとしても、違う。

悪い人との場合が顕著なので先に述べますが、その人の持つ、それこそ見えない何かが自分にアラームを鳴らします。
「近づくな」と。
もっと言うと、「これは敵である」と。

どんなに当たり障りのない話に終始したとしても、終わった後は冷や汗と震えが止まりません。この疲労感の正体がなんなのか。
それが例え、周囲から「あの人とても良い人なのよ〜」と言われる人であっても。

不思議。
実はそう言う人とは、会う前から「ぞわぞわ」としている。
今日何か起こりそうだなと、虫の知らせのような吐き気がしていることが多い。

それ以外の普通な人で縁が遠い人のことは、おおむね霞がかっだ感じになる。

さっき会ったはずなのにもう顔を思い出せない。
名前も疎か。。。なんだっけ?普通の名前と普通の話と普通の印象を持つ人。

小さな街に住んでいますが、3日後にはすれ違っても気がつかない自信があります。
(いや、私が全面的に悪いお恥ずかしい話です)

稀に、福音のベルが鳴る時もある。

私はあまり人と手広く会わないタチなので、人生にそうそうある訳ではないけど、会った瞬間に「良い人だな!」で「仲良くなれそう」というラッキーな知らせが鳴る。

そう言う人達とは、与え与えられる関係が築く事ができます。
面白いドラマや小説、行ってみて良かった場所、オススメのレストラン。
全てが上手く回り、会った後も楽しかった余韻のみ。

ですが、そう言う方達は永久に側にいてくれる訳ではありません。世の常かもしれないけど。
来ては、去って行く。

喧嘩や仲違いではなく。
本当に住む場所が違くなったり、ライフステージがズレてきたりの不可抗力の場合が多いです。

昔、とある占いで「去りゆく魂」が私の正体であると言われた事があり、そうかも知れない、と密かに納得したことがあります。

定住出来ずに迷いやすく、周りのものから断絶されていく。
苦しいけど、それが私の運命なのだと半分受け入れている自分がいる。

その為に、人よりちょっと直感の力、見えない何かを感じ取る力が優れているのかも知れない。

この先も、他の人と同じように子や孫、友人に囲まれて幸せにわちゃわちゃ暮らすと言う老後の未来が、私にはあまり見えていない。

こんなに直感だかなんだかで是非を決めてしまう人間に、温かい人の輪が広がるのだろうか。

むしろ、孤独で夕日を見ながら1人でポツンとしている老後なんでは無いかと思う時がある。(く、暗い😓)

今、夫と子供達が(成人していますが)、私をしっかりと繋ぎ止めています。
時々、断ち切りなくなるほど重く感じるほどに。

そう言えば夫のことも彼が帰宅する前から機嫌が悪いとかが分かるようになっている。
なんて言うのか、毛が逆立っているようにピリピリしている、とかが。
これも頭痛や胃のムカつきで「知らせ」が来る。長年連れ添って来た果ての防衛力なのか…(DVとかではありません)。

私のこの、「テレパシー」としか言えないほどの直感の在り方や目的をとても知りたい。

それって、守護霊?ハイヤーセルフ?もしかしたらスピリチュアルの範疇かも知れない。

だけど確かめようがない。

なぜならば、私にはそう言うものは視えないし、ここにだから本音を書いているけど、他の人にこの事を今まで言ったことがないから。

それは、そもそもスピリチュアル?を軽々しく口にする人を私自身が信用していないからでもある。

でも、出来ることならばこの力をプラスに使いたい。最近、心からそう思う。

より良き人生を送って、後悔のないように終えたい。

良きことを人に与えられた良い人生だったなと振り返って、堂々と天に向かって去って行く魂でありたいのです。

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