超絶技巧の根付コレクション @東京国立博物館
東京国立博物館(トーハク)の、故 高円宮殿下が妃殿下とともに蒐集された「高円宮コレクション」が先週入れ替わりました。
改めて根付とは、印籠や巾着、煙草入などを腰に提げるときに用いる留め具です。巾着などから伸びる紐にくっつけて使うもので、その根付を帯に引っ掛けて、巾着などが落ちないようにします。
ただし、高円宮殿下や妃殿下が印籠を腰にぶら下げて街中を歩いていたかといえば、そんな経験は何度もなかったはずです。それでも根付をコレクションしてしまったのは、緻密な造形やかわいらしさに魅了されたからだと思われます。
ということで、それほど語ることもないので、8月20日まで展示される根付の中から、写真に撮っておいた、気になったものをここに残しておきます。
下の《白河夜船》は、前回に展示されていたものです。
以上、作品名や作者などを判別できないものがありますが、どうしても知りたいという方は、下記の作品リストと照合してもらえればと思います。
以下は高円宮コレクション以外の根付です。高円宮コレクションの専用部屋の近くにある、浮世絵の部屋の一画に展示されています。
<関連note>
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?