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海外生活で現地の文化を知るために必要な2つのこと

こんばんは。
バンコクは現在雨季に入っていますが、ここ最近は夕方から夜中に雨が降ることが多いので、日中は日差しも多くみられます。

さて、本日は海外生活で現地の人々の暮らしを知るために、私が個人的に実践した方が良いと感じていることを記しておきたいと思います。

そもそも「海外の文化」と一言で言ってもさまざまなジャンルがあります。言語、食べ物、服装、宗教、慣習、年中行事などなど。
そして今はわざわざ海外へ行かなくても(日本にいながらでも)、世界中の文化に触れることが出来るツールやイベントがありますよね。

しかしながら私は、

1. 現地の言葉を覚えること
2. 現地の人が食べている物を食べること

の2点を、実際に海外で暮らす中で実践することで、リアルな現地の文化というものをより深く感じられると思っています。

1. 現地の言葉を覚えること

英語学習とタイ語学習

自己紹介にも書いておりますが、私はアメリカに引っ越してから大学卒業以来の英語に触れ、現地で英語を学習しました。
4年弱のアメリカ生活のおかげで、今では英語に対する抵抗というのは、日本で仕事をしていた頃に比べて格段に小さくなりました。

それでも、実際は日常生活レベルの英語を多少聞いたり話せるようになった程度。
仕事で日常的に英語を使うわけでもなく、日本に帰国しその後バンコクでの生活が始まってからは、英語学習の時間はほぼ無い毎日を送って来ました。

ご存知の通り、バンコクは世界的に有名な観光地であり、生活をしていてもかなりインターナショナルな都市で在住外国人も多数見かけます。
したがって、よほどローカルな地域で無ければ英語も通じますし、何なら日本語だけで完結する場合も多いくらいです。

ただ、その英語というのがタイ語混じりの英語。聞こえてくるのは、アメリカで普段聞いていた「英語」とは異なります。
たとえば、日本人が話す英語でずっと日本で生まれ育った(私も含め)日本人が聞き取りやすい英語の話し方ってあると思いませんか。
言うなればそのタイバージョン!タイ人が話しやすいタイ英語が話されているんだと感じています。
つまり、通じれば良いんです!
(もちろんタイ人でも流暢な英語を話す人は大勢います。)

そして前述のとおり、ありがたいことに日本語を話せるタイ人も多いので、少しの英語と日本語だけでも生活が出来てしまう快適さを提供してくれるのがバンコクです!

では、タイ語は果たして必要ないのでしょうか…?

結論から申し上げると、話せた方が良いです!
たしかに、タイ語を使わなくても少なくともバンコクでは問題なく生活できます。病院でも必ず日本語通訳が付けられますし、日本人専用相談窓口もあるくらいです。
(この便利さは本当に感動します。)

ですが、少しローカルな地域や市場や屋台などで買い物をする際など、数字や金額など簡単なタイ語でも話せるととても和みます。また、メニューなど英語表記がない場合もありますので、よく使うタイ語なら読めた方が圧倒的に便利です。

日本に住んでる外国人が、カタコトの日本語だとしても使って話してくれると、何だか嬉しい気持ちになりませんか。
言葉とはコミュニケーションツールですので、私は「郷に入れば郷に従え」の精神で、カタコトだろうが下手くそだろうが現地の人とコミュニケーションを取る際はなるべく現地の言葉を使うようにしています。
(ただ、頑張ってタイ語で話しかけても英語で返されるという、language exchangeが行われることもしばしば。求められなくてもめげずに知ってるタイ語は使っていきたい精神。笑)

2. 現地の人が食べている物を食べること

タイ料理が大好き

私たち夫婦は食べることが大好き、そしてタイ駐在が決定する以前からタイ料理は大好きでした。
実はアメリカ駐在の際にも、日本食よりもまず美味しいタイ料理レストランを探して、頻繁に通っていたくらいです。
(サンフランシスコでよく行っていた、カオソーイの美味しいお店。タイ人の奥さんとアメリカ人の旦那さんが経営していて、ゆったりとした雰囲気が好きだった。今も営業していると良いなぁ。)

バンコクはレストランひとつとっても本当にインターナショナルなので、多国籍な美味しい料理を提供するお店が集まっていると感じます。
日本食でも、たとえば行列の出来るラーメンの有名店がバンコクに数多く出店していたり、
「もしかすると東京で食べるよりも安く美味しい日本食を味わえるかも…!」
と思ってしまうこともあるくらいです。

海外生活をしていて、これだけ食のバリエーションがあることは本当にありがたいことなんですが、それでもやはり、その国の人たちが普段食べている料理を味わうことで、見えてくる文化があると思っています。

タイ語学校に通っていた頃、タイ人のおばちゃん先生が言っていました。
「日本食はうどんとか寿司とか味の変化が少ないものが多いわよね。タイ人は一杯のヌードルを食べるときも、味を変化させたいから辛くしたり酸っぱくしたり甘くしたり、調味料を足して自分の好みに変化させるのが一般的なのよ。」と。

そして、食べ物って結局は生活習慣や年中行事などにも大きく影響してくるものだなって思います。タイは基本的に一年中暑いので、暑い中でもなるべく痛みにくく美味しく食べられる複雑な味が求められるというのも納得です。

タイ料理大好きな私たちですが、毎日食べてくると飽きてくることもあります。特に二男の妊娠中はつわりの影響もあり、タイ料理の屋台の匂いがダメになってしまい、しばらくタイ料理から離れていた時期もありました。

それでもしばらくすると無性に食べたくなる魅力があるタイ料理。これからもバンコクにいる間は、美味しくてリーズナブルなご飯にお世話になりたいと思います。

美味しいクイッティアオ(タイ風ラーメン)
ロンガンジュースと一緒で100バーツ(およそ400円)

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