運動不足の人が筋トレをはじめて最初に出る効果

結論を先に言うと、その効果は謎が解けることです。

長時間のデスクワークなど、運動不足になると体を痛めます。痛いだけでなく、痛めるのです。ですが、運動不足なので、身体感覚が希薄になるので、同僚や家族に(たぶん、嫌がられてますが、)「なんか知らんけど、ここが痛いんだよね」などと毎日言うことになります(こいつ、毎日同じこと言ってんなあ、キモイなあと思われています)。あなたは謎の痛みにとらわれます。

そういうときは、運動するぞとか決心したり、ジムに入会したり、ランニンググッズをただアウトレットで買ったりして、放置するくらいなら、何にも決心しないで、どこにも入会しないで、何も買わないで、どこにも行かないほうが良いです。無駄です。よく考えてもみてください。繰り言をキモがられているんです。そんなやつに決心して、効果が出るまでの持続的な努力などできません。

いますぐ筋トレをしてください。痛いところを筋トレで鍛えるのです。別に細マッチョになろうとしないでください。目標がキモいです。

あなたの繰り言は、謎から出ているものです 。別に人に言わないでいても、頭の中で考えているだけかもしれません。仕事などで精神的においつめられて、逃避するために体の痛みに意識を集中して、「(体の部位)  痛み  病気」などで検索して、病名がヒットすると、なんかすごいやばい病気かもしれないとか考えるかもしれませんが、それは現実逃避です。ただの運動不足です。もうすでに検索をしてしまうような状態なら、ガチで大病を患っている人を思い浮かべてください。笑われますよ。

話を戻すと、「なんかここが痛いんだよね」とあなたに繰言を言わせているのは、「本気で対処すべきだ」と身体レベルで反応してすぐに病院へ駆け込むようなものではなくて、「謎」です。痛いけど謎。謎だけど痛い。なぜ、軽い体の痛みが謎になるかといえば、運動不足で身体感覚が希薄になっているからです。習慣的に運動をして身体感覚と筋肉と体力を取り戻すことは、しかし、キモいあなたには無理です。私がおすすめするのが、痛むところの筋トレです。いますぐに筋トレをするのです。

確実にあとに影響を及ぼすくらい筋肉を痛めつけてください。

痛むところの筋トレをした次の日、次の次の日のあなたを想像してみてください。あなたはいつものようにいつものタイミングで、「なんか知らんけど、ここが痛いんだよね」と思うでしょう。しかし、それを口にすることはないでしょう。誰も共有されたくない謎を、誰にも共有しなくてすむでしょう。なぜなら痛みの謎はその日だけ解決しています。

筋トレをした後の日に出る痛み、それは謎の痛みではなく、筋肉痛です!

運動不足の人が筋トレをはじめて最初に出る効果は、謎の痛みが解消することです。謎の痛みはなくなります。筋トレをした次の日の、体の痛みは筋肉痛ですから。謎が解けます。

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