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パラリンピックでのボッチャ競技について

ボッチャの記事、連投です。(その2)
パラリンピックで「ボッチャ」の名前を知った、という方も多そうなので…。
(基本ルール、特別ルール等については、こちらの記事↓もどうぞ。)

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連日熱戦が繰り広げられていたパラリンピック。(2016年10月時点)

数ある種目の中でも今回注目したいのは、ボッチャ競技です。
今大会で初めて日本代表がメダル(しかも銀)を獲得しました!
おめでとうございます!

当センターでは、ここ数年「スポーツ交流会」で
ボッチャを行っていますが、
そもそもパラリンピックでのボッチャは、重度の脳性麻痺や
四肢に重度の機能障害がある方が参加できる競技です。
そのため、パラリンピックの競技種目の中では、
最も重度の障害を持つ方が参加する競技の一つでしょう。

北海道でも毎年「北海道ボッチャ選手権大会」が開催され、
たくさんの選手が参加ししのぎを削っているところですが、
その中には視覚障害をもつ選手もいます。

北海道ボッチャ協会では、視覚障害など
本来のクラス分けに入らない障害の選手も
「オープン」枠として大会に参加できるように配慮しています。

<第17回北海道ボッチャ選手権の様子(2015年)>

また視覚障害の選手は特別ルールとして、
介助者が手を叩くなどしてボールの位置がわかるようにすることが認められています。

激しい運動を伴わないことや、
作戦を立てるなど頭脳の戦いでもあるため、
最近は高齢者にも人気が出てきているのだとか。

銀メダル獲得をきっかけに、ますますボッチャが広く
知られるようになるとうれしいですね。

by おとぞう

※こちらは過去にssブログ(2016-10-04 13:00)に掲載されていた記事です。再掲にあたり、一部修正致しました。