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中型?点字器

この点字器も、変わり種かも?
個人で持っている方を見たことは、無いような…。

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以前、小型の点字器などをご紹介しましたが、
https://note.com/hakodatesiryoku/n/n22280c0cb110)

今回ご紹介するのは、12行ぶん書ける点字器です。
「中型」とでも呼びましょうか?

ちょうど、点字用紙を半分に切るとジャストサイズ。
1行あたり30マス、12行書けます。

一般的な点字盤は1行あたり32マスがほとんどですので、
そういう点でも珍しいかもしれません。

<ハーフサイズ点字盤の写真>

点字用紙の半分サイズといえば、あはき国家試験(※)で配布される「メモ用紙」。
この点字器は、メモ用にちょうど良いかも。(※※)

国試のメモ用紙は、既に半分サイズに切られたものが使われますが、
この点字器には、紙をカットできるギザギザがついているので、
はさみが無くても点字用紙を半分に切ることが出来るようです。

そこで、点字用紙を切ってみました。
点字用紙の上半分を点字器にセットして、
点字器をしっかり押さえて…。

<左はギザギザ部分のアップ、右は紙の切り口のアップ写真>

どうでしょう?
うーん、やはり切り口はギザギザになりますね。
でも、フリーハンドで切るよりはずっとマシではないでしょうか。
ということで!

(※)あはき…あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう の略称です。
   「あはき国家試験」は、それぞれの資格試験のことです。
(※※)あはきの国家試験では、メモ用の点字器を持ち込む際の事前申請は
   不要です。筆記用具の持込みと同じという解釈だと思います。
   ただ、解答用とメモ用の2台を使い分けるのは、とても大変なので、
   当センターでは、メモ用の点字器を持ち込む受験者はいないです。

by くろうーろん

※こちらは過去にssブログ(2014-01-22 13:00)に掲載されていた記事です。再掲にあたり、一部修正致しました。