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介護現場ではあるある? 僕は「ともちゃん」になりきってみることにするよ。

こんばんは。

僕は「橋本康太」です。
そんなことは知っている?
まあまあ聞いてくれ!

橋本康太の僕が、
介護現場では、「ともちゃん」になることがあるんです。

ん?と思ったあなた!大正解です!
僕も最初はん?え?なに?ってなりました。

とある、認知症があるおばあちゃんから、
いきなり、「ともちゃん」って声をかけられたことがきっかけです。

そこで、「僕は橋本です!違います!」と言ってしまっては、
面白くありません!笑

まず、「ともちゃん」とそのおばあちゃんはどのような関係性なのかを探らなければなりません。

いろいろ、話を聞いていくと、なんと甥坊さんということが判明!

なんだと?敬語なんて使っている場合ではない!

俺は甥坊の「ともちゃん」だ!

デイサービスという日帰りの介護施設では、施設によって帰る時間が違う。僕が勤める施設は、16:30に施設を出発することになっている。

実は、出発する30前である、16:00になると決まって、
「帰りたい!なんで帰れんの?なんもないんなら家におったほうがまし」
という発言がみられるおばあちゃんだった。

今日は、帰る前に、
「ともちゃん!今日はなんの車できたん?連れて帰ってくれる?」って言われた。

「今日は、大きいのできたよ!一緒に帰る?」と返す。

そうすると、笑顔で

「ありがとう!よろしくね。」と返事がくる。

きっといつもの帰りたいという表現が、僕が「ともちゃん」になりきることで少し方向性が変わったのだと思う。

接遇の問題もあるから、基本的には敬語が当たり前だ。
これには僕も賛成。

しかし、接遇の本意的なところを今一度考えてみてもらいたい。

「関わる相手のことを思い、態度に表すこと」

だと僕は認識している。

そうであれば、必ずしも敬語を使う必要はない。
相手が喜ぶ、幸せになる言葉を選択することが大事だ。

砕けた言葉が必要な場合もある。

僕が甥坊の「ともちゃん」になることで、
笑顔になれるなら、喜んで僕はともちゃんになる。

ただ一言だけ言わせてくれ!

おばあちゃんの本当のともちゃん(甥坊)って何歳だい?

ちなみに僕は27歳だ...

それではまたね。




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