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店内イベントを仕掛けてみた(前編)

このマガジンは、福岡市中央区在住の現役看護師が、飲食店“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」を福岡市グルメタウン薬院に開業。開業前からnoteを綴りはじめ、開業して1年半が経過しました。
飲食店×看護師、看護師を副業に。
そんな私が考えた事を書き留めた記録です。

2020年コロナ禍に開業後、初めての店内ライブイベントを開催しました。イベントの計画と実施した内容をまとめてみました。
❇️前編は計画編です

今回私は、沖縄料理の提供に加えて、15年に渡り趣味でやってきた沖縄三線を店内で唄いながら演奏するというイベントを企画しました。
泡盛などお酒を飲みながら、沖縄料理をつまみ、沖縄の音楽体験をして頂くという内容です。

【イベント詳細】
沖縄料理
沖縄そば(ソーキそば)
沖縄音楽ライブ
オリオンビール小瓶
セット料金 2,800円(税込)
所要時間は2時間半ほどを予定
6名×2回転、2部構成の入れ替え制、事前予約

当日の料理
ふじコ自家製ソーキそば


まず、イベント企画に先駆けて
3月にInstagramにて三線演奏や歌の様子を動画ライブ配信した。コロナの状況をみると店内ライブ可能だろうという予測のもと、既存客に事前に匂わすこと、Instagramの新規フォロワーを増やすためにライブ配信を行った。

企画時点の予測としては、
既存客からのエントリーは少ない、もしくは無いだろうと思っていた。当店のペルソナ設定は、生産性の高い50代ビジネスマン(詳細は省く)としていて、沖縄好きな人、という設定をそもそもしていない。求めても来なかった。お店をするにあたって、私が『沖縄好き』なことは公言してきた。けれどそれは、私のSTORYといった要素であり伏線である。
そこから推測するに、沖縄イベントをするよ❗と声をかけた場合、既存のお客さんの感覚は以下の通りだと思っていた。

店主が沖縄を好きなことは見聞きしているが、私(客自身)が沖縄を好きな訳ではない、
そもそも、
沖縄料理屋だから来ている訳ではない、
日常感覚で良い。
既存客の来店動機に“沖縄”は無い。

来店動機が違うのだ。
でもそれは、しごく当たり前な感覚。
想定内。


さて、行動開始。
Instagramと、連携されたFacebookにて集客を行った。投稿の内容を少しずつ変え、“繰り返し告知” しつこいくらいの“認知刷り込み”に励んだ。店内、店頭にもイベントの告知を掲示した。
ポイントは4つ
①店内でのイベントであること
②座席数が少なく事前予約制であること
③私が歌を歌うこと
④不定期提供ソーキそばがもれなく付いてくる

イベントは12席の枠に対して、既存客からの申込みは沖縄出身の方と他2名の計3名で、他は新規の方、私の過去の音楽活動を知っていた人からの連絡で12席は比較的すぐ埋まった。

【イベント実施のポイント】
①仕込み準備は参加者人数分だけ
②追加ドリンクは別料金
③メインはライブパフォーマンス
④パフォーマンスで一体感を演出
⑤追加フードは無し
⑥コロナ対策のため窓は全開で行う

前編は終わり
後編(イベント実施編)に続く
そんな店舗はこちらです👇覗いてみてください。


2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。