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文章を書く時の「一人称」の話。僕か俺か、はたまた私か。

noteを書く様になる前から、僕は映像制作についてもブログを書いていました。といっても、めんどくさがり屋のサボり魔なのであまり記事数は多くないけど。もちろん、今も不定期ながら続けている。

そんな記事を書く時に割と悩んだのが、「自分をなんて呼ぶのか?」という一人称の問題。文章を書いた経験のある方は、きっと共感してくれるはず。たぶん。

結論から言うと、僕は 「僕」 に落ち着きました。

ただブログを執筆しだした当初は、よりリアリティを出すために僕は「俺」と言っていました。と言うのも、普段友人や身近な人に対しては「俺」と言っているのでそれくらいの距離感の方がいいかなと思い、そう表現していたんです。

ただ、個人的にはなんとなくしっくりこなかった。なんとなく文字にするとエラそうに思えたし、本当はもっとやんわり伝えたい部分も、「俺」と書くだけで語調が強く感じてしまうから。

だから僕は俺をやめた。←めっちゃ意味不明。

それぞれの一人称のイメージ

これは個人的な考察なんですが、文章においては、一人称の呼び方次第でその人のキャラクターのイメージが6~7割くらい決まると思ってる。

僕:誠実、真面目、優しい など
俺:快活、素直、兄貴分 など
私:知的、冷静、大人 など

上記は、僕の一人称に対する主観的なイメージ像。だいたいこんな感じかなと思います。多分そんなにズレていないはず。たぶん。

少し余談ですが、この一人称を平仮名表記にしてみると、少し子供っぽいイメージになったりするし、カタカナ表記にしてみるとちょっとカタコトの様な感じにもなります。「ぼく」とか「ワタシ」とか。

それくらい文字の持つイメージは大きいので、文章を書く際の一人称の呼び名はかなり大事かなと個人的には思ってます。

自分の個性と乖離がない様に

そして、自分の一人称の呼び方を決める前に、結構大切だと思ってるのが「自分の個性と乖離がない様にする」という事。

上記にも触れたけど、僕は「俺」と言っていた時には、その乖離を少し感じていたんだと思う。普段は身近な人には「俺」と言っているんだけど、記事を読んでくれる人は身近な人かどうかは分からないし、そもそも誰かも分からない。

初対面の人も多いはず。

日常生活において、僕は初対面の人には基本的には敬語で話すし、一人称も「僕」と言うことが多いと思う。無意識の内に話し相手との関係性次第で「僕」と「俺」を使い分けているかな。多分、それはほとんどの男性が同じだと思う。

そういうこともあって、僕は「僕」と表現する事にしました。

それに「素直で快活で兄貴分な人」というイメージを持ってもらいたくないというのも本音。もちろん、僕はまったくもって素直でも快活でも兄貴分でもない。

めんどくさがりで、一人が好きで、どちらかと言うと根暗やと思う。こんなくだらない内容を考えるのが好きなくらい。そしてお酒が好きでお酒が好きでお酒が好き。さぁ酒を持ってこい。

こんな感じで「僕」のイメージである「誠実で優しくて真面目」からも少しズレているけど、正直無難だし乖離というほど離れていないからヨシとしています。

これは余談だけど、SNSにおける一人称の呼び方はどうだろ。

それは各SNSの質にもよると思うけど、記事を書く時よりも口語体で崩した表現が多い気がする。まぁそれが醍醐味だとも思うし。人と人の距離も近いのがSNSの良い所じゃないかな。

もちろん、全て投稿の内容次第だけど。

とまぁ、ここまでこんなくだらない文章を読んでくれたあなた。どうもありがとう。どうでもいい事考えるの好きな仲間が欲しいぞ。

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