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同じ食事でもアジア人は太りにくい?

こんにちは、はじめです。

今日は、食事から摂る「炭水化物」についてのお話です。

私達日本人は「お米」を多く食べる食生活ですよね?
お蕎麦やうどんも同じ炭水化物です。

「炭水化物」はエネルギーの元となり、生活していく上では「タンパク質」「脂質」と共に欠かせない栄養素です。

しかし、取りすぎてしまうと余った分は「インスリン」というホルモンの働きで「中性脂肪」として体に蓄えられます。
「脂質」を多く取るよりも、「炭水化物」の過剰摂取が最も太る要因とされています。

中国でも私達と同じく「お米」が多く食べられており、炭水化物の摂取が多い国といわれています。


欧米ではどうでしょうか。実は「炭水化物」の摂取量自体は大きな差はないようです。
しかし、2003年の時点での研究によると、欧米人の肥満率はアジアよりも有意に高かったそうです。

では、ここにどんな違いがあるのでしょうか。


実は同じ「炭水化物」を摂取するにも、その内容が重要になってきます。
炭水化物はそもそも、「糖質+食物繊維」でできており、食物繊維はそれ自体は栄養を持っていませんが、「吸収を阻害する」役割があります。
つまり「糖質+食物繊維」という形で摂ることで、「糖質」の吸収を抑えてくれて、結果的に体に「中性脂肪」取り込まれる量が減るという流れになります。

日本や中国で多く取られていた「お米」は白米にする精製はしているものの、比較的「自然な状態なので、食物繊維も同時に摂取することができていると考えれます。「いも」も同じですね。

それに比べると、欧米での「炭水化物」というと「小麦」が主です。「小麦」そのまま食べるというよりは、必ず加工して、粉末にしたり、練りこんだりして食べられる形になります。その過程の中で「食べやすくするため」に食物繊維が取り除かれ、「糖質」をダイレクトに摂取することになります。主食以外でも加工食品の流通が多い事も理由として挙げられています。

ちなみに、現在はアジア圏でも加工された「炭水化物」が多く含まれる食品が流通したこともあり、欧米なみの肥満率になってしまった国もあるそうです。


食事を気にするうえで、「カロリー」を気にすることも良いですが、
同じ量を取るにしても、「自然な状態に近い炭水化物」お米やいもなど。を摂るか、「加工された炭水化物」パン・パスタ・麺類などを摂るか、でも血糖値の上昇、糖質を取り込むインスリンの分泌量に差がでます。

少し意識してみるのもいいかもしれません。

では。

ストレッチトレーナー はじめ

記事を読んで頂きありがとうございます😌 いろんな事にトライしても長続きしなかった私が唯一続けられている事が体の事を学ぶ事でした。興味がある方はサポートして頂けると嬉しいです😂