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心は鎌倉住まい

10代、20代の頃は空想をするのが好きでした。
ところが今は、目先のことにとらわれて何を空想していたのかすら忘れてしまいました。

参加しているメンバーシップ「ゆるふわ会」の今週のお題は、「憧れの過ごし方を創造してみよう」。

憧れの過ごし方。最初はなかなか浮かびませんでした。
実現できそうなことばかり考えていたせいかもしれません。

しかし今回は実現できる・できない関係なく考えてみようというテーマ。
心のおもむくままに、「こんな風に過ごしたいな」と思えるシチュエーションをノートに書き留めました。

結構浮かんだので、大まかに分けてみます。

・鎌倉で海の見える家に住む
・ベランダから海を見ながらビールを飲む(朝はコーヒー)
・早朝にワンピースと麦わら帽子で浜辺を散歩 犬とでもいい
・じっと海を見ながらさざ波の音色に癒される

どうやら海に惹かれるようです。
昨年は海沿いのカフェにぶらりと行って癒されましたし、先日も家族で海に行ってきました(海水浴ではなく、浜辺に降りただけ)。

・時々カフェに行ってぼーっとしたり書き物をして過ごす
・時々江ノ電に乗って散策

10年以上前に、元知人の案内で江ノ電に乗ったことがあります。
藤沢と鎌倉しか下車しませんでしたが、今でも民家すれすれの線路、合間に見える水平線のきらめきは胸に残っています。
昔から電車に乗るのが好きなのもありそうです。

また、何度も繰り返し読む大好きな小説・佐藤多佳子さんの「黄色い目の魚」の舞台が江ノ電線なため影響されたのだと思います。
小川糸さんの小説「ツバキ文具店」も舞台が鎌倉。
おしゃれなカフェも多いらしく、まさに憧れの地です。

・お菓子を焼いて家族と食べたり、ご近所で仲のいい人に渡して物々交換する
・野菜を直産で買う
・たまに夫と行きつけのバルでまったりする

何せ食いしん坊なもので、このあたりは普段から実行しています。ご近所づきあいは残念ながらありませんが……。
さすがに息子がいるので、現実はもっぱら家で晩酌です。成長したら行けるといいな。

・毎年あじさいを楽しむ
・生花を飾る

お花が好きで、道端や花屋でよく観察しています。
ただ残念なことに、世話が苦手です。ベランダで栽培していたハーブを枯らしてしまったこともあります。
家の観葉植物と鉢植えは夫が面倒を見てくれています。

・自分がセレクトして仕入れた文具を家の1階でのんびり売る
・ZINE(自費出版の小冊子)を作って、それがじわじわ人気になって本になる

前者も「ツバキ文具店」の影響をモロに受けています。
(主人公が祖母の遺した文具店を切り盛りしているため)
保育園の頃、おもちゃ屋さんになりたかった延長かもしれません。

ZINEづくりは10年前実際にしていました。
元々同人誌や、創作の会員制サークルの会誌を出していたのでノウハウがあるんです。
簡単なものを作ってZINEのイベントで配布してもらった経験もあり……懐かしいです。

要約すると、自分が大切にしたい時間ややりたいことはこんな感じです。

①海や植物など自然と触れ合い、癒されたい
②食べることを楽しみたい
③ひとりでカフェに立ち寄ったり、たまに夫と晩酌してほっとしたい
④常に文具に携わっていたい
⑤自費出版でもいいから、自分の書いたことを紙媒体で形にしたい

現状、鎌倉や海沿いには引っ越せないので、時々海に行けたらいいかなと。
②~④は自分にとって改めて大切なことだと気づけました。

今後大きく舵を切るとしたら⑤でしょうか。
今はネットプリントやPDFデータで多くの人が自分の書いたものを配信しています。
最初は手軽な方法から始めて、何かまとまったものを出してみたいです。

最後に、こんなことも書きました。

息子が家を出て家庭を持ったら「田舎のおばあちゃんち」的な場所になる

息子にとって安心できる場所でありたいと同時に、自分たちも年を取ったらのんびり過ごしたいのかもしれません。

空想していたら本当に鎌倉に住みたくなってきました。
借りて読んだ「ツバキ文具店」を続編と一緒に買って、せめて気分だけでも鎌倉暮らしに浸ってみたいです。


※ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。ありがとうございます。

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