疲れたときは、なにもしない・やってもやらなくてもいいことをする
なにもしたくない。
なにかに追われたくない。
そんな気持ちと息苦しさに見舞われたら、「なにもしない」か、「やってもやらなくてもいいこと」をやるようにしています。
たとえば、15分か30分タイマーをかけて仮眠する。
たとえば、好きなお菓子とカフェオレを用意して、1時間だけ手帳のページにシールをコラージュして、のんびり考えていることを書く。
あるいは、夕方のローカル番組を垂れ流しながら、夕食を作る時間までスマホのブックマークを巡回する。
どうも、私はトランクに荷物を詰め込むように、時間の許す限り何かをしてしまうようです。
昔から多趣味なのです。
息子にもどうやら、私のあれこれやりたがる性質は受け継がれている様子。
先日、咳で保育園を休んだ息子と一緒に過ごしました。
UNO、マグネットのままごと遊び、絵本「ノラネコぐんだん」のカードゲームをやり終えると間が持たなくなりました。
以降は短時間のYouTubeとトミカのローテーション。
それでも一向に横にならない息子。
電池切れか、夕方前にやっと寝室から出てこなくなり、ほっとしたものです。
息子は単純に何かしていないと退屈なのでしょう。
しかし私の場合は、「何かしていないと時間がもったいない」が原動力でした。
数年前までは気力も十分だったため、それでも平気でした。
「なにもしたくない」がある日浮かんできたのは、家事育児のタスクをまめにこなすようになってからでしょうか。
それまでがズボラすぎたのもありますが、家事育児はとにかくやることが細かい!
加えて、10月から始めたパートは正確性と一定のスピードを要する仕事。
作業自体はさほど複雑ではないのと、勤務時間が短めなため務まっているものの、仕事中は気が抜けません。
「何かに追われたくない」は、ひとえに仕事で重視されている「生産性」と無縁のことをしたい気持ちから生まれたのでしょう。
(※手帳や文房具関係のような、心から好きでやっていることは別です)
色々やりたがりなくせに、昔流行った「動物占い」によると、私のタイプ・コアラは「のんびりする時間がないとストレスが溜まるタイプ」。
確実にストレスが溜まっているのを実感しているのに、何かやらずにはいられない。
だからあえて、「なにもしない」をする。
もしくは「やってもやらなくてもいい、生産性のないこと」をする。
いまでは「がんばらないことをがんばるって決めた。」という書籍が出る時代です。
その本にも「意味のない時間こそ愛せれば、世界は好きであふれていく」と見出しがありました。
なにもしない、もしくはやってもやらなくてもいいことをする。
無意識に頑張ってしまう人ほど、そういう時間を大切にすることが、自分を大切にすることにつながるのでしょうね。
※ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。
言いたかったこととほぼ同じ……!ありがとうございます。
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