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なるようになった2023年

天井まで届きそうなしめ飾りの壁と、せわしなく、けれどどこか安堵感を滲ませながら人々が行き交うスーパーに紛れ込むと、年末だなとしみじみしました。

もう明日は大みそかなので、簡単に今年の振り返りをしてみます。

年始はこのようなnoteを書きました。

掲げたのは以下の3つです。

・一日一日を味わう
・減らして、増やす
・なるようになる

誕生日に最愛のまさのりさんに会う

今年前半はパート、息子の卒園・就学と、充実していたものの次第に心身の疲労が溜まっていたようです。
5月に離職し、再就職を試みたものの正直何の仕事をすれば良いか分からず、現在は家事育児に専念しています。

9月頃から身の回りで良いことが多くなり、誕生日には大好きな錦鯉のファンの集いにも行ってきました。
ファンになって以来、「錦鯉に生で会いたい!」というのがひとつの夢でした。
舞台を眺めるだけでしたが、まさのりさんや渡辺さんと同じ空間にいられて最高のひとときでした。

出来事は数えるときりがないですが、一日一日を味わうことはできたのではと思います。

減らして増やすは上々の出来

ドミニック・ローホーさんの書籍「シンプルだから、贅沢」を昨年末に読んで以来、不要なものをなるべく減らし、相対的にお気に入りのものを増やしたいと年初に掲げました。
こちらはおおむね成功です。

減らすにあたり役立ったのが、古川武士さんの書籍「書く瞑想」に載っている「放電・充電ログ」と、天然生活の小川糸さんのムックでした。

「放電・充電ログ」は、心のエネルギーを下げた/上げた出来事と、それに対するセルフトーク(思ったこと)を書くワークです。

2ヵ月ほど続け、心のエネルギーをすり減らす要因が「人間関係・SNS」だと気づきました。
SNSの時間や自分を尊重しない人間を減らすと、生活の上で不快になることがだいぶなくなりました。
年内にXも辞めると決めて、とても心が穏やかです。

物質的なものでは、小説家の小川糸さんの暮らしぶりに影響を受けました。
メルカリでもういいかな、というものを結構減らし、代わりに心から好きだと思えるシステム手帳を買いました。

また、誕生日プレゼントを兼ねたクリスマスプレゼントには、プラチナ万年筆の上質なモデル・#3776センチュリーをもらいました。
万年筆は生涯これだけでいい、と思える品です。

くたびれた服や似合わなくなった服も減らせましたし、今後も物と丁寧に付き合っていきたいです。

一方で、グッズはこれだけと決めてこんなコレクションもしてます。

穴に落ちる話でボロボロ泣いたちいかわ

なるようになった、と思う

パートを離職し、再就職がままならない日々は不安が渦巻いていました。
ある日思い切って夫に胸の内を吐露したところ、「いつも働き続けなくてもいいんだよ」「調子のいい時に何かできればいいと思うよ」と言ってくれて、ようやく安堵できました。
夫がどう思っているのかが、私は一番こわかったのです。

今後のことは分かりませんが、今ある生活に感謝して、できることをしようと思います。

新しい家族

もうひとつ、9月から思いがけず飼うことになった新しい家族、ゆずについても話します。

ゆずは身内の事情で、夫が引き取ってきました。
狂犬病の注射も去勢も完了しておらず、散歩にも出たことがない子でした。
最初の飼い主がちゃんと面倒を見られなかったのです。

冬までの日中は私がほぼ毎日散歩に連れて行き、最初は数歩歩くだけで精一杯でした。
しかしだんだんと歩くのが楽しくなってきたのか、一ヵ月くらいで大きな公園を早足で歩くようになりました。
帰り道で見せてくれた表情が家に来た頃よりずっと嬉しそうで、犬と過ごすのがこんなに心を弾ませてくれるのだなと思わせてくれました。

息子もゆずに対して「お兄ちゃん」として振る舞っていて、子どものうちから犬と過ごすことでお兄ちゃんを全力で遂行…じゃなくて、色々感じ取って欲しいと思います。

ほかにも色々ありましたが、この辺にしておきます。

今年は色んな時期があったため、個人的に長く感じました。
noteの出没率を減らすと言いつつ、ムラがあって書きたい時は結局書いているのはいつも通りでした。

2年半noteを書いていて、ようやく肩の力を抜いて前だけ向いていけるようになりました。

先のことは分かりませんが、来年のことはまた年明けに考えようと思います。

ごく個人的なこのnoteを読んでくださり、ありがとうございました。
個別のあいさつが全然できていなくてすみません。でもそのくらいゆるくいたいなと思います。
よいお年をお迎えください。


※ヘッダーはみんなのフォトギャラリーからお借りしました。ありがとうございます。

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