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一日一日を味わう #note書き初め

ちょっと遅めの書き初めです。
昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。

年末年始はnoteやSNSにふれる時間を最小限にして、ゆったりと過ごしました。

仕事納めの翌日に本屋のカフェでじっくり読書したり、昆布だしをとって煮しめを作ったり。
もれなく正月太りしてしまいましたが、仕事で燃焼します。

年末の本屋で運命の本に出合う

カフェで読んだ本のなかに気になる本を見つけ、購入したところ、ここ数年で自己ベストの名著になりました。

まず装丁が美しい。潔いモノトーンで、紙媒体で買って大正解でした。

帯にはこのように書かれてあります。

1日+1日+1日……
それが私たちの「人生」。
上質な日々が上質な人生になるのです。

ものや情報が氾濫する近年の世の中を、私は心のどこかで、冷ややかな目で眺めてきました。
一方で、どうしても好きなものへの欲求や、一時の感情に流されている自分がいたのも事実です。

「これだけでいい」と思えるものしかいらない、心を肥やすお金の使い方、本にひたる時間が生活のテンポを遅くしてくれる……。

単にミニマリストを推奨する本ではなく、心の在りよう、生き方そのものにおいて「こうありたい」と強く願う内容が詰まっていました。

主にこの本によって、2023年の行動指針が決まりました。

一日一日を味わう

昨年社会復帰してから、出勤日を週単位でとらえるとしんどくなるのが分かりました。
それから、仕事の日も休みの日も、なるべく一日と区切って捉えるようになりました。

加えて今年は、一日一日を味わう。
「孤独のグルメ」の五郎さんのように、目の前の食事を味わい、一つひとつのものごとに丁寧に向き合う。

当初は「日々を慈しむ」をテーマに掲げようとしていましたが、上手くいかないことまで慈しめる人間ではありません。
必要以上に自分を消耗させることを減らし、大切なことに精一杯向き合っていきたいです。

減らして、増やす

前述したエネルギーの消耗を減らすのに加え、物質的にも「減らす」試みをしたいです。

断捨離に関心が高まっているため、今年はあってもなくてもよいものを減らし、相対的に「本当にお気に入りのもの」を増やしていこうと考えています。

まずはなんとなく100均に行くのをやめます。

なるようになる

やるだけのことはやって、後のことは心の中で、そっと心配しておれば良いではないか。どうせなるようにしかならないよ。
勝海舟

愛用しているジャーナリングアプリ「muute」でジャーナリングを投稿すると出てくる名言。
なかでも心に響いたのが、坂本龍馬の師でもある勝海舟の言葉です。

まだ勤めて半年も経たない仕事のこと、今年小学生になる息子のこと……。
つい心配になり、不安に支配されそうになるたびに、この教えを思い出したいです。

noteの出没率も減らすつもり

「シンプルだから、贅沢」を読んで以来、実生活を大切にしたい思いがさらに強まりました。

昨年は記事50本以上を目標に掲げ、熱心に続けてきたnoteでしたが、今年は出没率を減らすつもりです。
今年はどうも、色んなことを減らしたい年のようです。

とはいえ、交流まで断つつもりもありません。
昨年までよりはゆったり、気ままにnoteを楽しみたいです。どうでもいい話を熱心にしたいですね。

別アカウントのWebマガジン「テラス手帖」も、無理なく続けていきたいです。

皆さまにとっても、よい年になりますように。


※ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。ありがとうございます。


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