見出し画像

達成感の代償

 行動して達成感を得る。これを繰り返せれば、悩みや不安がちょっかいを出してくる暇がなくなります。きっと、充実した最高の人生となるのでしょう。そんな理想を強く求めると、何かに依存することになると、私は思います。経験上、達成感が少ない期間には何かに依存していました。その対象は、ゲーム、酒、音楽、ギャンブル、友人など様々でした。人によって対象は違いますが、依存している事実がそこにあります。依存によりドーパミンが生まれ、次第にやる気が出てきて、何かを達成する。このワンセットを求めていました。そして達成感が長時間続けば依存して大成功となります。しかし、依存してドーパミンが出て満足して終了することも多々ありました。今だってあります。依存症に近い理想と違う依存といえます。この場合、だいたい短時間で達成感が消えます。依存を上手く利用できれば良いのは解っていても、人生は式で表せない不規則な好不調の波で形成されているので、とても難しいです。

 社会には依存を誘うモノで溢れています。そのモノを作り上げるために、作者は何かに依存していたのかもしれません。この場合、依存して成果もあり達成感も得ているので、理想的な依存です。そのモノを利用者側が上手に使えれば、それはうれしい限りです。しかし、そのモノに依存して苦しんでいる人も存在します。感慨深いです。

 もしも、依存してドーパミンが出て満足して終了していたり、依存が加速している場合、依存の対象を変えれば良いと言われています。例えば、ゲーム依存でゲームをやろうとした時に料理をする。違う方法でドーパミンを出す習慣化が大切だといわれています。もちろん、違う依存の対象に魅力を感じることが前提です。難しいことです。今とはカタチが違いますが、ゲーム・酒・音楽・ギャンブル・友人は大昔から存在していました。人間はこれまでも依存で文化を生み、依存に苦しんできたのかもしれませんね。こういうのを諸刃の剣というのでしょうか。

 話がズレますが、私は、音楽を視聴している時にドーパミンが出ている実感はあるのですが、ドーパミンと一括りにしていいのか疑問に思います。私は、ロックやヘビメタ、ブラックメタル、クラシック、シャンソン、ダブステップ等、ジャンルに拘りなく音楽を聴くのですが、音楽を聴いているだけで満足している点は共通です。しかし、出ているドーパミンの種類がどれも違うような感覚をもちます。ドーパミンに色があるならば、聴く曲によって出てくるドーパミンの色を言い表せるくらい、どれも違います。みなさんもそうだと思います。ドーパミンが出た後にアドレナリンが出るまでの時間とかに関係しているのでしょうか。音楽に依存する場合、ジャンルや聴く曲を変えると、それだけで、違う依存の対象になりうるのかもしれませんね。

ーtwitterを使い始めましたー
twitter.com/eyamakawa4 です。よろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?