【作品の物語】長い夜には猫又の歌を
日が落ち、月が浮かぶ頃
猫又の演奏会が始まります。
演奏の途中には
軽快なお喋りの時間もあり、
ゴロゴロと喉を鳴らしながら
お客さんを楽しませてくれます。
今宵も耳を澄ませてみてください。
【作者コメント】
猫又が三味線を演奏する浮世絵がありますが、個人的には「猫又はずっと演奏せず、小話をはさんだりしながら楽しい演奏会をするのではないか?」と思い制作しました。
その為、茶目っ気のある表情をしています。
右上に浮かぶ灯籠は道に迷った時の導として、いつでも猫又の元へ戻れるように描きました。
こちらは、2024年5月のザ・美術骨董ショー(東京プリンセスホテル開催)へ出品予定です。
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