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⑫リフォームは楽しいけれど、妊娠出産して変わったこと

■楽しいけれどハード。やりがい十分。

リフォームプランナーの仕事は楽しく、
やりがいがありチームで数字(結果)を残せる。
そんな仕事に私は没頭しました。

働きはじめて5年で夫と結婚。
しかし、結婚では生活は変わりませんでした。
なぜなら、夫は私以上の激務。

毎日午前様なので、
週二回自宅でご飯を一緒に食べるくらい。
帰宅時間も気にせず、
18時から始まる会議や、急な飲みのお誘いにも、
婚前と変わらず行ってました。
ときには仕事のクレームで、
急に帰宅時間が遅くなることもあったり、、

それでも夫よりは早かったし
嫌味も言われなかったし
『大人が二人でルームシェアしている』
ような結婚生活をしていました。

住宅関係の仕事なので
土日、祝日も仕事でお休みは水曜だけ。
たまに、日曜に休めるのと、
平日に代休をとって、たっぷり寝る。
死んだように眠る。

そんな毎日。
いわゆる働きすぎウーマンです。
男性と肩を並べて働くぞ!稼いでるぞ!
という感じでした。

歩合の給料もたくさん貰っていました。
ブルゾンちえみじゃないけれど、

私って、キャリアウーマン!!

って思っていました。

■子供をもつと仕事はどうなる?
リフォームプランナー6年目の33歳

毎日充実していて、楽しいけれど、
子供が欲しいなあと思うようになりました。
そして、ほどなく妊娠。

でも、会社は男性社会でして

産休や育休を取ることは
権利としてできるだろうけど
子どもがいてこの仕事できるのかな?

と思うようになりました。

だって子供を育てて働く女性の先輩っていなかったから。
・土日祝日仕事
・18時から始まる会議もある
・急なクレーム対応は?
不安な気持ちを抱えて育休しました。。

はじめての赤ちゃんは
めっちゃ可愛かったけれど、、
それより、大変。。

ほんまに自分の時間がゼロになったのです。

赤ちゃんってこんなに手間がかかるんか⁉️
と思ってしまった。。。

可愛い!最高に愛おしい!
けど大変すぎる!

私としては
大変すぎる!が圧倒的にうえでした。

■やってみたら、できる。でも??
半年の育休期間にはビジネススクールに通い、
その後、職場復帰。

(関西学院大学のビジネススクール)

生後7カ月の娘を、保育園にいれて
朝から晩まで働く母親っているんですね。
それが私です。

夫は女性が働くことには大賛成というタイプで
私に何かを口出しすることは
ありませんでした。

平日は延長保育で19時まで預ける。
働きながら子どもを育てる。

...こんな息切れするもの??

職場では18時以降の会議は欠席
出張が絡む仕事は辞退、、

なんだか100%の力が発揮できずに
イライラしては

でも、仕事は、私の生き甲斐だ。

そんな葛藤を抱いていました。。

ママの役割と会社人としての役割
2つをやろうともがいて、
でも完璧には出来ず、、

仕事をセーブしながら家庭のことをやり
どちらも6割も出来ていないことに
イライラ、、
娘は天使のように可愛いし
夫は他の男性よりずっと育児に『協力』的でした。。

でも私は、いつもイライラしていました。

夫は『協力』してくれるけど
子供が熱を出したら病院に連れていく手配をし、
会社を遅刻するのは私。
(勝手にやっていると言われたらそうかもしれないけど、、)

子供のことが『私ごと』なのは私だけ。

・フルタイムで働く私は誰より大変なママ
子供がいるから残業は無理、
 夜が遅い仕事は独身の人か男性がやればいい
小さい子供は熱や風邪でしょっちゅう
 休まないといけない私は大変だ
保育園の送りは夫、迎えは私、
 って負担半分じゃないし、、

私だけ貧乏くじをひいてる。。

そんな毎日にイライラし、
いつも眉間に皺をつくっていました。

いや、違うな、

他人からの評価を気にする私は
外では『頑張って働く元気で賢い母』
を演じていた。


イライラして爆発しそうで
1人の時は
いつも眉間に皺があったのに...

2014年の夏 拝藤チサトと長女

つづく→⑬

ー全8話(⑦~⑭)ー
ゼネコンに就職したけれど半年で辞めちゃった話(⑦)
デザイン事務所も二年で辞めちゃった話(⑧)
通販販売会社の企画の仕事に就いた話(⑨)
通販会社も辞めて、リフォーム業界に飛び込んだ話(⑩)
リフォームプランナーは面白くて自分に合っていた話(⑪)
リフォームプランナーは面白いけど、妊娠で考えが変わってきた話(⑫)
時間にハンデができたら、逆にいいお客様だけになった話(⑬)
産後の社会復帰を機に、夫と家事育児分担を話し合った話(⑭)


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