6回目のカウンセリング

いつものように序盤は私の話を聞いてもらう。カウンセリングによって変化が起きていること。周囲の人の反応に変化があること。朝起きた時に気づくことあること。でも、モヤっとしていること。

カウンセラーからは順調に変化しているということなのでちょっと安心。しかし、今まで体験したことない感覚なので違和感がある。

そして今回は「相手より優秀だと実感して、優越感に浸ってしまう」ことを深掘っていく。いくつかの呼吸法をして7歳の頃をイメージする。

7歳の私はサッカークラブに入ったばかり。運動がイマイチな私は後から入った人に追い抜かれて悔しい思いをする。本当は誰かに寄り添って丁寧に優しく教えて欲しかった。できれば父に。

更に深く痛みをたどっていく。姉たちに教えてもらおうと聞くと、ほぼ否定され傷つけられる。そのうち聞いたり教わったりすることを素直にできなくなっていた。家の雰囲気が悪いときに姉に何かあったか聞くと「お前のせいだ」とよく怒られたものだ。その後家の外でも、会社や友達の雰囲気が悪いと自分のせいだと思うようになっていた。

家の人が誰も私に本当のことを言ってくれない気がしていた。聞いてもまともに答えてもらえなかったり怒られたり。そんなことが続いて次第に周囲にいる人に興味がないふりをするようになった。興味がなければ教えてもらえなくても傷つかないから。気持ちを抑圧して傷つかないよう心を守っていた。

こうやって友達やバイト先や職場など周囲の人に、興味のないふりをずっとしてきた。ホントは仲間に入れて欲しいのに。こんな態度を取り続けると、やはり人間関係が上手くいかずいつも悩んでいた。

人間関係の悩みを払拭するために人一倍努力をして、周囲の人より高い成果を出しドヤ顔していた。恥ずかしいとしか言いようがない。

こんなことを思い出して時間切れ。だいぶ核心に近づいてきているらしい。子供達には環境を変えることは難しいから、これは親が悪くて特に父親が作った環境なんだとカウンセラーに教えてもらった。

こうやって親の認識をしていくそうだ。子供の頃に思ってた親と、今の私からみた当時の親では認識が変わるからユックリ対処した方が良いと言われる。それはそうだしショックもありそうだ。

こうやって親のせいにする話をすると呆れられるが、事実を受け入れ認識を変えていくことで回復をしていくのだろう。親を責めるわけではなく、事実から解決方法を導き出すんだ。これをポジティブに考えられなくて、だいぶ遠回りをしてきたな。

日常では交感神経→背側迷走神経→腹側迷走神経の循環を意識するように教わる。ある程度興奮をしたら、リラックスして休むようにと。自律神経のアップダウンをゆるやかに繰り返すこと。あとはカウンセリング時に感じた安心安全を思いだすこと。

今日もカウンセリング後はリラックスした余韻があり、カフェでボーっとしてから帰宅した。いつになればスッキリするのだろうか。


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