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ママの脳が疲れる理由

毎月のいぶきの助産院でのレッスンでした。この日は少人数でゆったりじっくり運動したのですが、レッスン後にこんな話題に。

「身体もそうですけど、すごい頭もスッキリした感じがあります」

そんな生徒さんの感想からちょっと脳の性質や、ママだからこそ脳が疲れる理由ってあるんじゃない?!という話になったので一部を書いておこうと思います。

複数の作業を同時に行う「マルチタスク」は、あなたの時間感覚をゆがめてしまう大きな原因。(中略)他のことをしながら作業をした場合、脳の回転や集中力など、全ての面で生産性は40%下がり、ひとつの作業を終えるのにかかる時間と作業ミスが起きる確率が50%増えてしまいます。

超時間術 DaiGo著 より

個人的な解釈としてはあれもこれも同時にこなそうとする(=マルチタスク)と、脳はその処理をしきれないためすごいストレスを感じて疲れてしまう。その結果、作業効率も作業の質も下がってしまう、ということかと。

おまけに”常に時間がない”という感覚まで脳が作り出してしまうというのだから、本当にマルチタスクっていいことないなぁ、と思うんです。

でも…子育て中って、常にマルチタスクになっていると思いませんか?

子どもの機嫌を見ながら夕飯作ったり、洗濯物干したり。
ベビーカー押しながらちょこちょこスマホ見たり。
子ども抱っこしながらご飯食べたり。

子どもと一緒に生活するということは、常にマルチタスクを強いられている環境でもあるな!と私は本を読んでいた思ったところだったのですよ。なるほど、そりゃあ脳も疲れるし、イライラもするよね、と。

これは休日の朝から次男に想定外のマルチタスクを強いられている私の姿です笑


子育て中の母親の多くがそんな環境だと仮定した上で。

そんな母の”脳疲れ”には、バランスボールエクササイズが効きます。なぜなら自分の感覚に全集中しないと、弾み続けることが難しい=シングルタスクにならざるを得ない運動だからです。

不安定なゴムボールの上に座って腕や脚をリズミカルに動かす。これってとても片手間では難しくて出来ない行為なんですよね。自分の身体感覚とインストラクターの声に意識を集中させて、動かざるを得ない状況なんです。

もちろん赤ちゃんを抱っこしたり、様子を見てリリースしたりはしますけど、基本的には家にいる時とは比較にならないほど、自分の身体に集中できる時間に、つまりひとつのことに集中して取り組める環境になっていると思うんですよ。

集中して全身を動かしたから、脳はシングルタスクをこなした達成感と共に爽快感を味わうことができる。それがこの日の生徒さんの感想に出た感覚だったのだと思っています。改めて、VIVA!バランスボールエクササイズ!(笑)


次回からのいぶきの助産院でのバランスボールレッスンスケジュールは下記の通りです。
5/21 7/11 7/23 10:00~11:20

島田でのレッスンは🔴
6/17 7/8 8/28 10:00~11:00
詳細はこちらもご覧ください。

全てのレッスンに関してのお問合せ・お申し込みはこちらからお願いします☺️



▽この記事を書いた人


松浦ゆうこ
東京生まれの下町っ子。元保育士&幼稚園教諭。自身の「嘘でしょ...😭」な産後体験から母親の心身ケアの必要性を感じ、バランスボールエクササイズインストラクターに。現在は助産院や支援サークルなどでダンスやバランスボールエクササイズの指導、”母親”という役割にとらわれない生き方を伝えるセミナーなどを開催。島田市子育て支援ネットワークの代表を務める。ダンスと読書とBTSが大好きな12歳、10歳、5歳児の母。

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